
簿記講座を探していると、低価格のオンライン講座として必ず候補に入ってくるのがスタディング簿記講座です。
簿記3級は3,850円、簿記2級は19,800円、3級・2級セットでも21,800円と、大手資格予備校と比較してもかなり始めやすい料金になっています。
しかも、動画講義を見るだけではなく、スマート問題集・仕訳トレーニング・実戦力UPテスト・検定対策模試・AI問題復習などをオンライン上で利用できます。
一方、スタディング簿記講座の評判を調べると、「紙のテキストが欲しい」「問題演習量が少ないと感じた」「質問サポートが物足りない」といった口コミも見つかります。
結論からいうと、スタディング簿記講座は「費用を抑えながら、スマホを使って毎日少しずつ勉強したい人」にはかなり相性のよい講座です。
特に、仕事や家事でまとまった学習時間を取りにくい社会人や、簿記3級から2級まで効率よく取得したい人には有力な選択肢となります。
ただし、紙の教材へ直接書き込みながら勉強したい人、講師へ何度も質問したい人、教室へ通って強制的に学習ペースを作りたい人には、クレアールや資格の大原など他の講座が合う場合があります。
この記事では、スタディング簿記講座の良い評判・悪い評判、料金、教材、AI学習機能、質問サポート、合格実績まで確認したうえで、どんな人におすすめなのかを公認会計士の視点から解説します。
スマホ学習が自分に合うか、申し込む前に確認しておくのがおすすめです。
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この記事でわかること
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1
スタディング簿記講座の詳しい特徴・どんな人におすすめなのか
2
スタディング簿記講座を実際に受講している人の口コミ・評判
3
スタディング簿記講座と他社との比較分析
- 1. スタディング簿記講座の評判を先にまとめると
- 2. スタディング簿記講座の良い評判・口コミ
- 1.スマホだけでも講義・問題演習を進めやすい
- 2.AI問題復習で苦手論点を繰り返しやすい
- 3.AI学習プランで「今日は何をするか」を決めやすい
- 4.簿記3級3,850円・2級19,800円と料金が安い
- 5.ネット試験・筆記試験の両方に対応している
- 6.現在は講師へ質問できるQ&Aサービスもある
- 3. スタディング簿記講座の悪い評判・口コミ
- 1.「紙のテキストが欲しい」という口コミ
- 2.スマホでは大きな表や総合問題が見づらい場合がある
- 3.「問題量が少ない」と感じる利用者もいる
- 4.サポート体制は通学型予備校ほど手厚くない
- 4. スタディング簿記3級の評判|初心者でも使える?
- 5. スタディング簿記2級の評判|19,800円で合格を狙える?
- 6. スタディング簿記1級の評判|1級でも十分?
- 7. スタディング簿記講座の料金一覧【2026年最新】
- 未経験から2級までなら「3級・2級セット」が使いやすい
- 8. スタディング簿記講座の合格率は?2024年度は1,285名が合格報告
- 9. スタディング簿記講座は紙のテキストがない?
- 10. スタディング・クレアール・資格の大原の簿記講座を比較
- 料金とスマホ学習を重視するならスタディング
- 紙教材と長期間のサポートならクレアール
- 大手資格予備校のサポートを重視するなら大原
- 11. スタディング簿記講座が向いている人
- 12. スタディング簿記講座が向いていない人
- 13. 公認会計士が考えるスタディング簿記講座の効果的な使い方
- 14. スタディング簿記講座に関するよくある質問
- Q1.スタディング簿記講座の評判は良いですか?
- Q2.スタディング簿記講座の合格率は?
- Q3.スタディングだけで簿記2級に合格できますか?
- Q4.紙のテキストはありますか?
- Q5.分からないところは質問できますか?
- Q6.簿記3級だけならスタディングを使う意味はありますか?
- Q7.簿記2級を受けるなら3級・2級セットの方がいいですか?
- Q8.AI問題復習とは何ですか?
- Q9.ネット試験にも対応していますか?
- Q10.無料体験してから決められますか?
- 15. まとめ|スタディング簿記講座は安さだけでなく「続けやすさ」が強み
スタディング簿記講座の評判を先にまとめると
スタディング簿記講座の評判を調べると、特に評価されているのは料金の安さ・スマホ学習・スキマ時間の使いやすさです。
2026年9月時点では、簿記3級・2級・1級まで対応しており、簿記3級・2級セットは21,800円です。
講義動画だけではなく、オンライン問題集、仕訳トレーニング、実戦力UPテスト、検定対策模試まで利用できます。
さらに、理解度に合わせて復習問題を自動出題するAI問題復習や、学習スケジュールを作成するAI学習プランなど、オンライン講座ならではの機能も充実しています。
一方、第三者の利用者調査では、紙教材の少なさやオンライン型ならではのサポート面、演習量について不満を感じる声もあります。
スタディング簿記講座の評判まとめ
スタディング簿記講座は、短い動画講義と問題演習を繰り返し、スマホ中心で効率よく合格を目指せる点が高く評価されています。講義を見るだけでなく、スマート問題集・実戦力UPテスト・検定対策模試まで順番に進められるため、何を勉強するか迷いにくいのも特徴です。一方、紙教材を使ってじっくり書き込みたい人や、対面授業のような手厚さを求める人には合わない可能性があります。
良い評判
- 短い動画・音声講義と倍速再生で、通勤や休憩時間にも学習しやすい
- 講義後すぐにスマート問題集を解けるため、インプットだけで終わりにくい
- AI問題復習が間違えた問題を再出題し、復習内容を自分で選ぶ手間を減らせる
気になる点
- WEBテキストが中心で、製本された紙教材に書き込みたい人には使いにくい
- 講義は効率重視でコンパクトなため、背景から詳しく教わりたい人には物足りない場合がある
- 簿記1級や計算量の多い問題は、スマホだけでなく紙に書いて解く時間も必要になる
向いている人
- 仕事や家事で忙しく、まとまった勉強時間を確保しにくい人
- 講義・問題演習・復習を一つの学習システムで管理したい人
- 受講料を抑えながら、簿記2級・3級の短期合格を目指したい人
スタディング簿記講座の良い評判・口コミ

まずは、スタディング簿記講座の良い評判から確認します。
公式の合格者体験談だけでなく、第三者の利用者調査でも、スマホ学習のしやすさ、教材の分かりやすさ、価格、学習進捗の管理などを評価する声が確認できます。
1.スマホだけでも講義・問題演習を進めやすい
スタディング最大の特徴は、スマホでの学習を前提として設計されていることです。
動画講義、WEBテキスト、スマート問題集、仕訳トレーニングなどをスマホ・PC・タブレットから利用できます。
第三者の利用者調査でも、「Web内で完結する」「自由な時間に勉強しやすい」「進捗を把握しやすい」といった趣旨の声が確認できます。
簿記講座は、購入しただけでは意味がありません。
仕事から帰って毎日机へ向かうのが難しい人でも、通勤中に講義を見たり、昼休みに仕訳問題を解いたりできれば、学習を止めにくくなります。
「まとまった2時間は取れないけれど、15分なら何度も取れる」という社会人とは特に相性がよい講座です。
2.AI問題復習で苦手論点を繰り返しやすい
スタディング簿記講座の中でも特徴的なのがAI問題復習です。
AI問題復習では、これまでの問題への回答状況などをもとに、理解度に合わせて「本日の復習問題」が自動で出題されます。
簿記学習では、一度理解した論点でも数日経つと忘れてしまうことがあります。
特に2級になると、商業簿記と工業簿記を並行して学ぶため、自分だけで「何をいつ復習するか」を管理するのは意外と大変です。
実際の簿記2級合格者からも、AI問題復習を使って問題を何度も解き直し、理解度の低い論点を効率よく復習したという声があります。
復習計画を細かく立てるのが苦手な人には、スタディングの中でも特に価値のある機能です。
3.AI学習プランで「今日は何をするか」を決めやすい
独学で簿記を勉強すると、意外と困るのが学習順序とスケジュールです。
スタディングでは、学習可能な時間や学習したい内容から学習計画を作るAI学習プランが用意されています。
また、学習時間や進捗状況を自動集計する学習レポートも利用できます。
自分で細かな計画表を作らなくても、スタディングを開いて学習すべき内容を確認しながら勉強を進めやすいのは、仕事と資格勉強を両立する人にはメリットです。
4.簿記3級3,850円・2級19,800円と料金が安い
スタディングの大きな魅力が受講料金です。
- 簿記3級合格コース:3,850円
- 簿記2級合格コース:19,800円
- 簿記3級・2級セット:21,800円
- 簿記1級合格コース[2027年度]:66,600円
- 簿記3・2・1級セット[2027年度]:72,600円
特に3級・2級セット21,800円は、講義・オンライン問題・仕訳トレーニング・実戦問題・模試などが含まれていることを考えると、かなり始めやすい価格です。
「簿記2級を取りたいけれど、5万円~10万円前後の予備校代は出しにくい」という人には有力な選択肢となります。
5.ネット試験・筆記試験の両方に対応している
現在の日商簿記2級・3級では、ネット試験を利用する人も多くなっています。
スタディングでは、オンライン問題だけでなくPDF形式の問題や検定対策模試も用意されており、ネット試験・筆記試験の両方を意識して対策できます。
3級・2級セットでは、スマート問題集、仕訳トレーニング、解答力UP講義、実戦力UPテスト、検定対策模試などを利用できます。
講義を見て終わりではなく、本番を想定した問題演習まで進められる構成です。
6.現在は講師へ質問できるQ&Aサービスもある
スタディングの古い口コミを見ると、「講師へ質問できない」という情報が出てくる場合があります。
しかし、現在の簿記講座には学習Q&Aサービスがあります。
2026年版の簿記3級・2級セットにはQ&Aチケット10枚が付属しています。
また、2027年度の簿記1級合格コース、2級・1級セット、3・2・1級セットにはQ&Aチケット50枚が付属します。
追加のQ&Aチケットは1枚1,100円で購入できます。
したがって、現在のスタディングについて「一切質問できない」と説明するのは正確ではありません。
一方で、質問回数が完全無制限というわけではないため、講師へ頻繁に質問したい人は注意が必要です。
スタディング簿記講座|実際の口コミをまとめると
実際の受講者から評価されていたポイント
✓ 短い動画講義と倍速再生で、通勤・休憩時間にも勉強しやすい
✓ 講義・WEBテキスト・問題演習をスマホやPCでまとめて進められる
✓ AI問題復習で、間違えた問題や苦手な論点を繰り返し復習できる
✓ スマート問題集・実戦力UPテスト・検定対策模試まで利用できる
✓ 学習進捗を確認しやすく、仕事や家事と両立して簿記2級・3級に合格した受講例も多い
Context会計事務所の見解: 実際の受講者の声を見ると、スタディングは まとまった勉強時間を確保しにくい人が、短い講義と問題演習を積み重ねて効率よく合格を目指す のに向いている簿記講座です。特に、復習する問題を自動で選ぶAI問題復習は、学習計画を立てるのが苦手な人にも使いやすい機能です。一方、紙教材への書き込みや対面での手厚い指導を重視する人は、無料体験で学習画面を確認してから判断した方がよいでしょう。
※スタディング公式の合格者体験談、講座内容、第三者の利用者調査などを参考に整理しています。
スタディング簿記講座の悪い評判・口コミ
スタディングには良い口コミだけでなく、実際の利用者から気になる点も挙げられています。
ここでは公式サイトだけではなく、第三者の利用者調査も踏まえて確認します。
1.「紙のテキストが欲しい」という口コミ
スタディングで特に好みが分かれやすいのが教材です。
オリコン顧客満足度調査では、利用者から「テキストがWebのみで印刷が面倒」「紙のテキストがないため苦手分野の理解が進みにくかった」という趣旨の口コミが掲載されています。
2026年版の簿記3級・2級コースもオンライン講座で、公式サイトでは郵送される教材はないと案内されています。
そのため、3級・2級ではWEBテキストやオンライン問題を中心に学習し、必要に応じてPDF問題を印刷する形になります。
紙のテキストへマーカーを引き、余白へ書き込みながら覚える人には、スタディング3級・2級は合わない可能性があります。
2.スマホでは大きな表や総合問題が見づらい場合がある
スマホ学習は便利ですが、簿記には精算表や財務諸表、原価計算など、画面内の情報量が多くなる問題もあります。
講義や短い問題はスマホと相性がよい一方、本格的な総合問題までスマホだけで完結させようとすると見づらく感じる人もいるでしょう。
スタディングではPDF版の問題も用意されているため、総合問題や模試ではPCやタブレットを利用したり、PDFを印刷したりする方法がおすすめです。
3.「問題量が少ない」と感じる利用者もいる
オリコン顧客満足度調査では、演習できる問題量が少ないと感じたという利用者の口コミも確認できます。
スタディングは、重要な内容を効率的に学びながら合格を目指す設計です。
そのため、同じ論点について大量の類題を解きたい人には物足りなく感じる可能性があります。
一方、2級だけでも仕訳トレーニング105問、実戦力UPテスト6回、検定対策模試6回などが用意されています。
最初から別教材へ手を広げるより、まずはスタディング内の問題を繰り返し、自力で解ける状態まで仕上げてから必要に応じて市販問題集を追加する方が効率的でしょう。
4.サポート体制は通学型予備校ほど手厚くない
第三者の利用者調査では、オンライン講座のためサポート体制にもどかしさを感じたという声もあります。
現在はQ&Aサービスがありますが、大原やTACの通学講座のように、授業後に講師へ直接相談するタイプではありません。
また、質問はチケット制です。
そのため、分からない問題を何度も講師へ質問したい人や、勉強方法まで細かく対面相談したい人には、通学型・サポート重視型の講座の方が向いています。
スタディング簿記講座|悪い口コミ・注意点まとめ
△ 簿記3級・2級はWEB教材が中心で、郵送される紙教材がない
△ 精算表・財務諸表・原価計算などは、スマホでは見づらい場合がある
△ 同じ論点の問題を大量に解きたい人には、演習量が少なく感じられることがある
△ Q&Aサービスは利用できるものの、質問できる回数はチケット数に限られる
△ 通学講座のような強制力がなく、自分で学習時間を確保する必要がある
Context会計事務所の見解: スタディングのデメリットは、講座の質が低いというよりも、 教材とサポートをオンライン化し、低価格と学習効率を重視していることの裏返し と考えた方が分かりやすいでしょう。動画講義や短い問題はスマホと相性がよい一方、総合問題や模試はPC・タブレットを使うか、PDFを印刷して解く方が効率的です。紙教材や対面指導、無制限に近い質問サポートを重視する人は、資格の大原やクレアールなども比較しておきましょう。
スタディング簿記3級の評判|初心者でも使える?
簿記3級を初めて勉強する人にとって、スタディングはかなり始めやすい講座です。
受講料は3,850円で、基本講義・WEBテキスト・オンライン問題・実戦力UPテスト・模試などを利用できます。
簿記3級は市販テキストによる独学でも合格を狙える資格ですが、初めて簿記を学ぶ人は「借方・貸方」「仕訳」の段階でつまずくことがあります。
文字だけでは理解しにくい人にとって、動画講義を見ながら学べることはメリットです。
一方、3級だけなら市販教材や無料講座という選択肢も多いため、絶対に有料講座が必要というわけではありません。
「独学だと続かなそう。でも数万円は払いたくない」という人にちょうどよい価格帯です。
スタディング簿記2級の評判|19,800円で合格を狙える?
スタディングの中でも、特に利用メリットを感じやすいのが簿記2級です。
簿記2級になると、商業簿記だけでなく工業簿記も加わり、3級より学習量が大きく増えます。
スタディングの2級講座では、基本講義に加えて、スマート問題集、仕訳トレーニング、解答力UP講義、実戦力UPテスト、検定対策模試を利用できます。
2026年版では、基本講座が商業簿記33回・工業簿記19回、仕訳トレーニング105問、実戦力UPテスト6回、検定対策模試6回です。
そのため、単純に動画を見るだけの講座ではありません。
ただし2級は、工業簿記や連結会計などでつまずきやすいため、AI問題復習と模試までしっかり活用することが重要です。
スタディング簿記1級の評判|1級でも十分?
簿記1級になると、スタディングを選ぶかどうかは3級・2級以上に慎重に判断した方がよいでしょう。
2027年度合格目標の簿記1級合格コースは66,600円で、商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算の講義・スマート問題集・トレーニング・答練・模試などが用意されています。
さらに1級コースにはQ&Aチケット50枚が付属するため、3級・2級以上に質問サポートも厚くなっています。
一方、簿記1級は学習範囲が非常に広く、本試験レベルの総合問題を何度も解く必要があります。
低価格とオンライン学習を重視するなら有力ですが、問題演習量や対面サポートを最優先する人は、大原・TAC・ネットスクールなども比較しておくとよいでしょう。
スタディング簿記講座の料金一覧【2026年最新】
| コース | 料金 | 対象 | 受講期限 |
|---|---|---|---|
| 簿記3級 | 3,850円 | 初学者 | 2027年3月末 |
| 簿記2級 | 19,800円 | 3級合格レベル | 2027年3月末 |
| 3級・2級セット | 21,800円 | 未経験から2級 | 2027年3月末 |
| 簿記1級 | 66,600円 | 2級レベル | 2027年12月末 |
| 2級・1級セット | 69,300円 | 3級レベルから | 1級:2027年12月末 |
| 3・2・1級セット | 72,600円 | 初学者から1級 | 1級:2027年12月末 |
未経験から2級までなら「3級・2級セット」が使いやすい
簿記を仕事や転職にも活かしたいなら、3級だけではなく2級まで取得することを考えている人も多いでしょう。
3級だけなら3,850円ですが、3級・2級セットは21,800円です。
2級単体が19,800円なので、未経験から始める場合の料金差は2,000円です。
簿記を初めて学び、最終的に2級まで取りたい人ならセットコースを選びやすい料金設定といえます。
スタディング簿記講座の合格率は?2024年度は1,285名が合格報告
スタディング簿記講座について調べると、「合格率は高いのか」が気になる人も多いでしょう。
スタディング公式では、簿記講座受講生全体の合格率は公表されていません。
一方、2024年度の日商簿記検定について、1級・2級・3級合計で1,285名の合格報告があったと公表しています。
この人数は、対象となる有料コースの受講者のうち合格が確認できた人を集計したもので、複数級に合格した人は延べ人数として重複してカウントされています。無料利用者は含まれていません。
したがって、1,285名という数字は「受講生の何%が合格したか」を示す合格率ではありません。
実際に多数の合格者が出ていることを確認する材料にはなりますが、「受講すれば高確率で合格できる」とまでは判断しない方がよいでしょう。
スタディング簿記講座は紙のテキストがない?
ここは、ネット上の記事で情報が混在しやすいポイントです。
2026年版の簿記3級・2級についてはオンライン講座であり、郵送される教材はありません。
WEBテキストやオンライン問題を使い、必要に応じてPDF問題を自分で印刷して学習します。
一方、簿記1級では冊子版テキスト・問題集を利用できる商品も用意されています。
そのため、スタディング簿記講座を一括して「紙教材が一切ない」と説明するのも正確ではありません。
3級・2級についてはオンライン中心なので、紙教材派の人は無料体験で使い勝手を確認してから申し込むことをおすすめします。
スタディング・クレアール・資格の大原の簿記講座を比較
スタディングが自分に合うか判断するには、他の簿記講座と比較すると分かりやすくなります。
ここでは、未経験から3級・2級を目指す場合に比較されやすいスタディング・クレアール・資格の大原を比較します。
| 比較 | スタディング | クレアール | 資格の大原 |
|---|---|---|---|
| 3級+2級料金 | 21,800円 | 42,920円 9月割引 |
44,000円 |
| 学習形式 | オンライン | Web通信 | Web通信 |
| 教材 | WEB・PDF中心 | 製本教材+Web | デジタル中心 |
| 特徴 | 低価格・スマホ・AI学習 | 紙教材・2年間保証 | 大手予備校・質問・学習管理 |
| 向いている人 | 価格・スマホ重視 | 紙とWebを併用したい | 大手の安心感を重視 |
料金とスマホ学習を重視するならスタディング
3社の中でも、料金ではスタディングがかなり安くなっています。
さらにAI問題復習・AI学習プランなど、オンラインで学習を管理しやすいことも特徴です。
紙教材と長期間のサポートならクレアール
クレアールの3・2級マスターは、2026年9月の割引価格で42,920円です。
スタディングより高いものの、製本教材があり、3・2級マスターでは2年間の受講保証も用意されています。
紙教材とWeb講義を組み合わせたい人には比較候補です。
大手資格予備校のサポートを重視するなら大原
資格の大原では、2026年合格目標「パススル簿記(3級+2級)」が44,000円です。
質問対応、個人カルテ、学習スケジュール設定など、大手資格予備校らしいサポートがあります。
価格最優先ならスタディング、大手資格学校の環境やサポートを重視するなら大原、という比較がしやすいでしょう。
その他の講座もまとめて比較したい方は、簿記講座おすすめ比較も参考にしてください。
スタディング簿記講座が向いている人
スタディングが特に向いているのは、仕事や家事で忙しく、机へ向かえる時間が少ない人です。
- 通勤時間を勉強時間に変えたい
- 毎日10分~30分ずつ進めたい
- 費用をできるだけ抑えたい
- スマホ操作に抵抗がない
- 自分でも学習を進められる
- まず3級、できれば2級まで取りたい
このような人であれば、スタディングのメリットを活かしやすいでしょう。
特に、「仕事が忙しいから勉強できない」のではなく、細切れの時間を勉強時間へ変えられることがスタディングの強みです。
スタディング簿記講座が向いていない人
反対に、次のような人は他社も比較した方がよいでしょう。
- 紙テキストへ大量に書き込みたい
- スマホ学習では集中できない
- 講師へ何度も質問したい
- 教室へ通って学習ペースを作りたい
- 大量の問題演習を最初から用意してほしい
- 対面で学習相談を受けたい
スタディングは「勉強を強制してくれる学校」ではありません。
勉強を続けやすくする仕組みが充実したオンライン講座と考える方が実態に近いでしょう。
公認会計士が考えるスタディング簿記講座の効果的な使い方
スタディングを使う場合、最も避けたいのが「講義を見た=勉強した」と考えてしまうことです。
簿記は、講義を聞いて理解しただけでは得点できません。
- 仕訳を切る
- 計算する
- 勘定を集計する
- 財務諸表へつなげる
- 時間内に問題を解く
ところまで練習して、初めて本試験で点数になります。
おすすめなのは、平日はスマホで講義と小問を進め、週末に机へ座って実戦力UPテストや模試を解く方法です。
AI問題復習も積極的に使い、苦手な問題を何度も解き直してください。
2級以上では、必要に応じてPDFを印刷して実際に手を動かす時間を作ると、オンライン講座の弱点を補いやすくなります。
週末: PDF問題・実戦力UPテスト・検定対策模試
試験直前: 間違えた問題と模試を重点的に解き直す
スタディング簿記講座に関するよくある質問
Q1.スタディング簿記講座の評判は良いですか?
スマホで学習しやすいこと、料金が安いこと、講義が分かりやすいことを評価する声があります。一方、紙教材やサポート、問題量について物足りないと感じる利用者もいます。
Q2.スタディング簿記講座の合格率は?
受講生全体の合格率は公表されていません。2024年度は1級・2級・3級合計で1,285名の合格報告が公表されています。
Q3.スタディングだけで簿記2級に合格できますか?
2級講座には基本講義・スマート問題集・仕訳トレーニング・実戦力UPテスト・検定対策模試まで含まれています。まずは講座内の問題を繰り返し、自力で解ける状態まで仕上げることが重要です。
Q4.紙のテキストはありますか?
2026年版の3級・2級はオンライン教材中心で、郵送教材はありません。1級では冊子版テキスト・問題集を利用できる商品もあります。
Q5.分からないところは質問できますか?
現在は学習Q&Aサービスがあります。3級・2級セットには10枚、2027年度の1級系コースには50枚のQ&Aチケットが付属します。追加チケットは1枚1,100円です。
Q6.簿記3級だけならスタディングを使う意味はありますか?
独学でも合格を目指せますが、動画で学びたい人や、何を勉強するか迷いたくない人にはメリットがあります。3級コースは3,850円なので、有料通信講座としては始めやすい価格です。
Q7.簿記2級を受けるなら3級・2級セットの方がいいですか?
簿記未経験ならセットが分かりやすいです。2級単体19,800円に対し、3級・2級セットは21,800円なので、料金差は2,000円です。
Q8.AI問題復習とは何ですか?
理解度に合わせて、復習すべき問題を自動で出題する機能です。「どの問題をいつ復習するか」を自分で細かく管理しなくても、苦手問題を繰り返しやすくなります。
Q9.ネット試験にも対応していますか?
対応しています。WEB問題とPDF問題、検定対策模試が用意されており、ネット試験・筆記試験の両方を意識して学習できます。
Q10.無料体験してから決められますか?
可能です。簿記1級・2級・3級について、動画講義、スマート問題集、学習システムなどを無料で体験できます。特にオンライン教材との相性が不安な人は、申込前に利用しておくのがおすすめです。
まとめ|スタディング簿記講座は安さだけでなく「続けやすさ」が強み
スタディング簿記講座は、単に料金が安いだけの通信講座ではありません。
動画講義・WEBテキスト・スマート問題集・仕訳トレーニング・AI問題復習・実戦力UPテスト・模試などをオンライン上で利用でき、忙しい人でも学習を継続しやすい設計になっています。
2024年度には1級・2級・3級で合計1,285名の合格報告も公表されています。
一方で、3級・2級は紙教材が基本的に付属せず、質問もチケット制です。
- 安く・スマホ中心で進めたい → スタディング
- 紙教材と長めのサポートを重視 → クレアール
- 大手資格予備校の環境を重視 → 資格の大原
という違いで選ぶと分かりやすいでしょう。
特に、通勤時間や昼休みを使って簿記3級・2級を取りたい社会人には、スタディングは検討しやすい講座です。
ただし、オンライン教材との相性は実際に触らないと分かりません。まずは無料講座を試して、講義や問題演習が自分に合うか確認してから申し込むと失敗しにくいでしょう。
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