レゾナンスは、月額990円から法人登記と郵便物の受け取りを利用できるバーチャルオフィスです。料金の安さに加えて、郵便物の写真通知、法人口座開設の紹介、貸し会議室など、会社設立後に必要になりやすいサービスも揃っています。

一方で、「990円なら全部込み」と考えて申し込むのはおすすめしません。月額990円は月1回転送・1年払いのプランで、郵送料は別です。また、月1回転送プランでは郵便物を店舗で直接受け取れません。

そこで本記事では、レゾナンスの口コミ・評判だけでなく、公式サイトや利用規定で確認できる料金条件、郵便サービス、解約時の注意点まで整理しました。大阪で会社設立・法人化を支援する公認会計士の視点から、どのような人ならレゾナンスを選んでよいかも解説します。

結論
レゾナンスは「登記+郵便管理を低コストで揃えたい人」に向いています
料金4.7/5
郵便4.5/5
拠点4.2/5
手続き4.5/5
  • おすすめ:法人登記したい、郵便物の写真通知が欲しい、梅田などの住所を使いたい
  • 要注意:郵便物を頻繁に受け取る、契約途中で解約する可能性が高い、完全個室を常時使いたい

郵便物が月に数通程度なら月1回転送、急ぎの書類や来店受取がありそうなら週1回転送が候補です。

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レゾナンスの評判・口コミを先に結論

Web上の口コミや公式の会員インタビューを確認すると、良い評価は料金の安さ、郵便管理の使いやすさ、スタッフ対応に集まっています。反対に、注意点として理解しておきたいのは、郵送料などの追加費用、月1回転送プランの制約、契約期間中に解約した場合の返金ルールです。

総合評価低料金だけでなく、登記・郵便・会議室まで揃ったバランス型
良い評判料金が安い/郵便物を写真で確認できる/スタッフ対応が丁寧/会員サイトで管理しやすい
悪い評判・注意点郵送料は別/月1回転送は来店受取不可/途中解約の返金なし/住所の番地以下は契約後に開示
最安プラン月額990円(税込)・月1回転送・1年払い
大阪の拠点大阪市北区梅田1丁目(大阪メトロ梅田駅から徒歩4分)
運営会社株式会社ゼニス(2016年創業)

※料金・サービスは2026年9月17日時点。郵送料、オプション料金などは別途発生します。

良い口コミで多い内容

  • 法人登記までできるのに月額料金が安い
  • 郵便物の到着を写真付きで確認できる
  • 書留や宅配便も一定条件で受け取ってもらえる
  • 会員サイトで郵便物や契約状況を管理できる
  • スタッフの対応が丁寧で、オフィスも清潔感がある

公式の会員インタビューでも、コストパフォーマンス、書留の受取・転送、会員サイトの管理機能、スタッフ対応を評価する声が掲載されています。ただし、これは運営会社が選定・掲載した事例です。口コミだけで決めず、料金表や利用規定と合わせて判断するのが安全です。

悪い口コミとして出やすい内容

  • 表示されている月額料金とは別に郵送料がかかる
  • 月1回転送では郵便物を店舗で受け取れない
  • 契約途中で解約しても残期間分が返金されない
  • 貸出住所の番地以下を契約前に確認できない
  • 許認可が必要な業種では、住所を利用できない場合がある

これらは「サービスが悪い」というより、格安プランの条件を知らずに契約すると不満につながりやすい点です。以下で一つずつ詳しく見ていきます。

レゾナンスの悪い評判・デメリット5つ

1.月額990円以外に入会金・デポジット・郵送料がかかる

月額990円は、住所利用・法人登記・月1回の郵便転送などを含むコース料金です。ただし、通常は入会金5,500円とデポジット1,000円以上が必要で、郵便物の転送料も別途発生します。

デポジットは、郵送料や追跡記録のある郵便物・宅配便の受取費用などに使われる預かり金です。解約時の残高は振込手数料を差し引いて返金されますが、契約開始時に必要な支払額としては見ておきましょう。

ここを勘違いしやすい

月額990円だけなら年間11,880円ですが、通常の初年度固定費は17,380円(11,880円+入会金5,500円)です。これにデポジットと実際の郵送料が加わります。

2.月1回転送プランでは郵便物を来店受取できない

最安の月1回転送プランは、郵便物を毎月まとめて発送する仕組みです。公式FAQでは、月1回転送プランの来店受取は不可と案内されています。

急ぎの郵便物が届いた場合は、1回500円と郵送料がかかるスポット転送を利用できます。しかし、請求書・契約書・銀行関係の書類などが頻繁に届く事業なら、最初から週1回転送プランを選ぶ方が使いやすいでしょう。

3.年間契約を途中解約しても残期間分は返金されない

レゾナンスでは、契約期間中に解約しても残りのコース料金は返金されません。解約申請は、原則として次回更新日の1か月前までに会員サイトから行う必要があります。期限を過ぎると、解約事務手数料3,300円が発生します。

法人登記に住所を使っている場合、解約日までに本店移転登記を済ませ、変更後の履歴事項全部証明書を提出する必要もあります。住所変更には登録免許税や専門家報酬などがかかる可能性があるため、短期間だけ借りる前提なら慎重に判断してください。

4.貸出住所の番地以下は契約完了後に開示される

公式サイトでは、セキュリティや不正利用防止のため、貸出住所の番地以下を契約完了後に案内するとしています。たとえば大阪梅田店は「大阪市北区梅田1丁目」までは確認できますが、契約前に建物名や部屋番号まで公開されているわけではありません。

住所の詳細を事前に確認したい場合は、予約制の内覧を利用するか、申し込み前に店舗へ相談しましょう。

5.業種や許認可によってはバーチャルオフィスを使えない

レゾナンスに限らず、バーチャルオフィスの住所では許認可を取得できない事業があります。賃貸借契約書や独立した事業所、専用スペースなどが要件になる業種では、住所貸しだけでは要件を満たさない可能性があります。

人材派遣、古物商、士業事務所など、行政への申請が関係する場合は、契約前に申請先へ確認してください。レゾナンスの審査に通ることと、許認可が取れることは別の話です。

レゾナンスの良い評判・メリット6つ

1.月額990円から法人登記に使える

レゾナンスの最大のメリットは、月額990円から法人登記に対応していることです。格安プランの中には「住所利用だけで法人登記は不可」「登記するなら上位プラン」というサービスもありますが、レゾナンスは最安プランでも法人登記が可能です。

自宅の賃貸借契約で法人登記が認められていない人や、自宅住所をWebサイト・名刺・登記簿に出したくない人には利用しやすい選択肢です。

2.郵便物の写真通知が無料

郵便物が届くと、スタッフが外観を撮影し、会員サイトで確認できます。不要なDMは破棄を依頼し、急ぎの郵便物だけスポット転送するといった使い分けが可能です。

なお、郵便物を開封して中身を撮影するサービスではありません。確認できるのは封筒や荷物の外観です。

3.週1回と月1回から転送頻度を選べる

郵便物が少ない人は月1回、定期的に届く人は週1回と、利用状況に合わせて選べます。週1回転送プランなら、店舗での直接受取にも対応しています。

簡易書留、一般書留、宅配便なども一定条件で受取可能です。追跡記録のある郵便物や宅配便は、1件300円の受取費用がかかります。

4.全店舗にスタッフと貸し会議室がある

レゾナンスは全店舗にスタッフが常駐し、貸し会議室を用意しています。会員料金は1時間1,100円です。取引先との打ち合わせや銀行担当者との面談など、「住所だけでなく実際に会える場所も欲しい」という場面で使えます。

ただし、大阪梅田店の会議室は完全個室ではなく、上部が吹き抜けの仕様です。機密性の高い面談では、事前に設備を確認した方がよいでしょう。

5.法人口座開設の紹介制度がある

レゾナンス会員は、みずほ銀行、GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、PayPay銀行の紹介制度を利用できます。

ただし、紹介を受ければ必ず口座を開設できるわけではありません。最終的には各銀行が、事業内容、取引実態、代表者情報、提出書類などを審査します。

公認会計士のチェックポイント

法人口座の審査では、バーチャルオフィスかどうかだけで決まるわけではありません。事業計画、取引予定を示す契約書・見積書、Webサイト、自己資金の出所など、何をする会社なのかを具体的に説明できる資料を準備しておくことが大切です。

6.会社設立や電話対応のオプションが揃っている

住所貸しに加えて、転送電話、電話秘書代行、FAX、フリーダイヤル、会社設立書類作成サービスなどを追加できます。事業の成長に合わせて必要な機能だけ追加しやすい点はメリットです。

ただし、オプションを増やすほど月額料金は上がります。固定電話や電話秘書まで必要なら、セットプランと個別追加のどちらが安いか見積もりで比較しましょう。

レゾナンスの料金プランを比較

住所利用を中心に考える場合、比較したいのは「月1回転送」と「週1回転送」の2つです。

項目月1回転送週1回転送
月額990円1,650円
契約期間1年1年
6か月契約は月額2,750円
法人登記可能可能
定期転送月1回週1回
来店受取不可可能
写真通知無料無料
スポット転送1回500円+郵送料
入会金5,500円5,500円
対象キャンペーン中は0円
デポジット1,000円~

※すべて税込。郵送料などは別途。入会金0円キャンペーンは、2026年12月31日までに支払いを完了した新規契約者のうち、1年払い・週1回転送プランが対象です。条件は変更・終了する場合があります。

初年度の固定費は週1回転送の方が2,420円高いだけ

2026年12月31日までの入会金0円キャンペーンを利用できる前提では、初年度の固定費は次のとおりです。

月1回転送17,380円990円×12か月+入会金5,500円
週1回転送19,800円1,650円×12か月+入会金0円

※デポジットと郵送料は含みません。キャンペーン条件を満たす場合の試算です。

差額は年間2,420円です。郵便物を直接受け取れることや転送回数を考えると、キャンペーン期間中は週1回転送のコストパフォーマンスが高いと考えます。郵便物がほとんど届かず、来店受取も不要なら月1回転送で十分です。

郵便物の転送・受取で知っておきたいこと

レゾナンスを選ぶうえで、月額料金と同じくらい重要なのが郵便物の扱いです。

通常の転送料100gまで300円。重量に応じて加算され、500g超または厚さ3cm超は宅配便
スポット転送1回500円+送料。受付時間内なら即日発送
追跡付き郵便・宅配便受取費用1件300円
写真通知無料。封筒や荷物の外観を会員サイトで確認
保管期間到着日から1か月。超過すると原則破棄
受取不可の例冷凍・クール便、生もの、140サイズ超、大量の荷物など

転送日は、週1回プランが原則毎週水曜日、月1回プランが原則毎月最終水曜日です。郵便物ごとに別の転送先を指定することはできず、まとめて同じ住所へ発送されます。

レゾナンス大阪梅田店の評判・特徴

レゾナンス大阪梅田店は、2026年1月にオープンした関西初の店舗です。大阪市北区梅田1丁目の住所を利用でき、大阪メトロ梅田駅から徒歩4分、JR北新地駅から徒歩2分、JR大阪駅から徒歩7分と案内されています。

大阪梅田店の基本情報
住所
大阪府大阪市北区梅田1丁目
番地以下は契約完了後に開示
アクセス
大阪メトロ梅田駅 徒歩4分/JR北新地駅 徒歩2分/JR大阪駅 徒歩7分
対応
法人登記、郵便物受取、貸し会議室、コワーキングスペース
会議室
最大6名、会員1時間1,100円
営業時間
平日9:00~18:00

大阪で法人登記する人にとって、「梅田1丁目」という住所と交通利便性は魅力です。来店受取や対面の打ち合わせを想定するなら、梅田へ行きやすいかも判断基準になります。

ほかの大阪拠点や料金も比較したい方は、大阪のバーチャルオフィスおすすめ10社比較をご覧ください。登記可能な料金、初期費用、郵便転送、大阪の住所を同じ基準で比較しています。

レゾナンスがおすすめな人・おすすめしない人

おすすめな人

  • 低コストで法人登記したい
  • 自宅住所を公開したくない
  • 郵便物を写真で確認したい
  • 梅田・東京・横浜の住所を使いたい
  • 必要なときだけ会議室を使いたい
  • 法人口座の紹介制度も利用したい

おすすめしない人

  • 専用個室を常時使いたい
  • 郵送料込みの定額料金がよい
  • 月1回プランでも来店受取したい
  • 土日祝日に郵便物を受け取りたい
  • 短期間で解約する可能性が高い
  • 許認可上、独立した事務所が必要

公認会計士が見るレゾナンスの選び方

会社設立でバーチャルオフィスを選ぶときは、月額料金だけでなく、次の4点を確認してください。

  1. 登記後も使い続けられるか
    住所変更には登記コストと取引先への案内が必要です。最初から1~2年先を想定して選びます。
  2. 郵便物の量と緊急度に合うか
    税務署、年金事務所、銀行などから書類が届くため、法人は郵便物がゼロにはなりません。
  3. 事業実態を説明できるか
    銀行口座や融資では、Webサイト、契約書、見積書、事業計画などの準備が重要です。
  4. 許認可要件を満たすか
    行政の許認可が必要な業種は、申請先に住所要件を確認してから契約します。

レゾナンスは、このうち「継続しやすい料金」と「法人向けの郵便管理」に強みがあります。特にキャンペーン中の週1回転送プランは、月1回転送との初年度差額が小さく、法人利用では選びやすいプランです。

会社設立そのものについて相談したい方は、会社設立・法人化支援サービスもご確認ください。

レゾナンスの申し込みから利用開始まで

1申し込みフォームに契約者情報、利用目的、希望店舗などを入力
2審査・支払い審査は最短30分。クレジットカードまたは銀行振込などで支払い
3住所の案内入金確認後、利用できる住所がメールで案内される
4本人確認スマートフォンのeKYC、郵送または来店で本人確認
5利用開始本人確認後、郵便物受取や電話サービスを利用開始

個人または法人設立前に申し込む場合は、顔写真付きの本人確認書類などが必要です。設立済み法人で申し込む場合は、発行から6か月以内の登記簿謄本と本人確認書類を用意します。

レゾナンスに関するよくある質問

レゾナンスは怪しいバーチャルオフィスですか?

運営会社の株式会社ゼニスは2016年創業で、会社概要、代表者、所在地、電話番号を公開しています。料金が安いことだけを理由に怪しいサービスとはいえません。ただし、契約条件や追加費用を確認してから申し込みましょう。

月額990円で法人登記できますか?

はい。月1回転送・1年払いの月額990円プランでも法人登記が可能です。ただし、通常は入会金5,500円、デポジット1,000円以上、郵送料が別途かかります。

法人設立前でも申し込めますか?

申し込めます。最初は個人名義で契約し、レゾナンスの住所を使って法人設立した後、履歴事項全部証明書を提出して法人契約へ無料で切り替えられます。

郵便物はいつ転送されますか?

週1回転送は原則毎週水曜日、月1回転送は原則毎月最終水曜日に発送されます。急ぐ場合は、1回500円と郵送料でスポット転送を利用できます。

郵便物を店舗で受け取れますか?

週1回転送プランは、予約のうえ契約店舗で受け取れます。月1回転送プランは来店受取できません。

レゾナンスで法人口座は作れますか?

レゾナンスの住所を利用して法人口座を申し込むことは可能で、4行の紹介制度もあります。ただし、口座開設は各銀行の審査によるため、開設が保証されるわけではありません。

大阪梅田店でも月額990円から利用できますか?

はい。大阪梅田店も全店舗共通の料金・サービスで、月1回転送プランを月額990円から利用できます。

解約はいつまでに手続きすればよいですか?

原則として次回更新日の1か月前までに、会員サイトから解約申請します。期限を過ぎると解約事務手数料3,300円が発生し、契約途中の残期間分は返金されません。

まとめ|レゾナンスは料金と郵便管理のバランスが良い

レゾナンスは、月額990円から法人登記でき、郵便物の写真通知、週1回または月1回の転送、貸し会議室、法人口座の紹介制度まで利用できるバーチャルオフィスです。

注意点は、郵送料が別にかかること、月1回転送では来店受取できないこと、年間契約を途中解約しても残期間分が返金されないことです。ここまで理解したうえで選ぶなら、会社設立時の固定費を抑えながら、住所と郵便管理をまとめたい人に有力な選択肢です。

キャンペーン期間中は、月1回転送と週1回転送の初年度固定費の差が小さくなります。法人利用で郵便物が届く見込みがあるなら、週1回転送を基準に検討するとよいでしょう。

参考にした公式情報

※本記事は2026年9月17日時点の公開情報をもとに作成しています。料金、キャンペーン、サービス内容は変更される場合があります。契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

著者情報

早川覚
早川覚公認会計士・Context会計事務所代表
公認会計士、Context会計事務所・株式会社ContextJapan代表として、会計ソフト導入支援、コンサルを行っている。その他、法人化、バックオフィス整備等、経営者の裏方業務を専門としている。