大阪で起業・法人設立をするにあたり、「自宅住所を会社の所在地として公開したくない」「梅田や心斎橋などの住所で法人登記したい」という方に便利なのがバーチャルオフィスです。

大阪には月額1,000円前後から利用できる格安サービスから、有人受付・会議室・電話代行まで利用できる高機能なバーチャルオフィスまで数多くあります。

ただし、単純に「月額料金が安い」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。

法人設立を予定している場合には、法人登記ができるか、郵便物を受け取れるか、転送頻度は十分か、銀行口座開設時の対応はどうかまで確認しておく必要があります。

特に注意したいのが、「月額660円~」などと表示されていても、最安プランでは郵便物の取り扱いに制限があったり、法人利用に向いていなかったりするケースがあることです。

Context会計事務所は大阪で会計ソフト導入やバックオフィス最適化、法人化・会社設立のサポートを行っており、公認会計士の立場から経営者のバックオフィス構築を支援しています。

そこで本記事では、大阪で利用できるおすすめのバーチャルオフィスを、料金だけではなく「法人登記・郵便物・立地・事業を続けやすいか」という観点から比較しました。

これから大阪で法人を設立する方、個人事業主として開業する方はぜひ参考にしてください。

※本記事の料金・サービス内容は2026年8月時点で確認した情報をもとにしています。キャンペーンや料金プランは変更される可能性があるため、契約前には各社の最新情報をご確認ください。

先に結論|大阪でおすすめのバーチャルオフィスはこの3社

大阪のバーチャルオフィス選びで迷っている方は、まず次の3社から比較すると選びやすいでしょう。

おすすめバーチャルオフィス大阪の主なエリア月額料金の目安法人登記特徴
1位GMOオフィスサポート梅田・心斎橋660円~/法人登記可能プラン1,650円~コストとサービスのバランスが良い
2位DMMバーチャルオフィス梅田660円~とにかく固定費を抑えたい人向け
3位THE HUB本町・心斎橋など2,310円~○※プランによる会議室やワークスペースも使いやすい
4位ワンストップビジネスセンター梅田・心斎橋・本町5,280円~郵便転送込みで分かりやすい
5位コモンルーム梅田・中津5,500円有人拠点を重視する人向け
6位Busico.梅田梅田6,600円大阪駅前第4ビル・会議室利用も魅力
7位Karigo大阪市中央区・西区など5,500円~全国展開・運営実績を重視する人向け

GMOオフィスサポートでは、大阪に梅田・心斎橋の2拠点があり、月額660円から利用できます。

660円の「転送なしプラン」は法人登記できませんが、月1回転送プランなら月額1,650円で法人登記と郵便物受取に対応しています。

一方、DMMバーチャルオフィス大阪梅田では、年間契約のミニマムプランが月額換算660円で法人登記にも対応しています。

ただし、ミニマムプランで受け取れる郵便物には制限があるため、一般的な法人運営で郵便物を受け取るならベーシックプランまで比較した方がよいでしょう。

料金と法人運営のバランスを重視するならGMOオフィスサポート、固定費の安さを最優先するならDMMバーチャルオフィス、実際のワークスペースや会議室も使いたいならTHE HUBという選び方がおすすめです。

大阪のバーチャルオフィスおすすめ7選を徹底比較

ここからは、大阪でおすすめのバーチャルオフィスをそれぞれ詳しく紹介します。

ランキングは単純な月額料金だけではなく、次の項目を総合的に比較しています。

  • 法人登記の可否
  • 郵便物の受取・転送
  • 初期費用
  • 大阪で利用できる住所
  • 運営会社の安定性
  • 会議室などの付帯サービス
  • 法人として長期間利用しやすいか

1位:GMOオフィスサポート|大阪で迷ったらまず候補にしたい

大阪でバーチャルオフィスを探している方に、まず比較してほしいのがGMOオフィスサポートです。

大阪では梅田と心斎橋から住所を選べるため、「北区梅田の住所が欲しい」「中央区・心斎橋周辺を事業拠点にしたい」という両方のニーズに対応しやすいのが特徴です。

GMOオフィスサポートの料金

プラン月額料金法人登記郵便物
転送なし660円×受取不可
月1転送1,650円月1回転送
隔週転送2,200円隔週転送
週1転送2,750円週1回転送

転送ありプランでは法人登記と郵便物の受取に対応しています。

大阪梅田オフィスは大阪市北区梅田1丁目にあり、大阪駅からもアクセスしやすい立地です。

GMOオフィスサポートがおすすめの理由

GMOの大きなメリットは、法人登記を前提としても比較的低コストで始められることです。

バーチャルオフィスは月額料金だけを見ると数百円のサービスもあります。

しかし法人の場合、会社には税務署・年金事務所・取引先・金融機関などから郵便物が届く可能性があります。

そのため、本格的に法人を運営するなら「住所だけ借りられるプラン」ではなく、郵便物を受け取れるプランを基準に比較した方が安心です。

GMOなら郵便物の量や確認頻度に合わせて転送プランを選べます。

大阪で「梅田」「心斎橋」という異なるビジネスエリアから選択できる点も魅力でしょう。

GMOオフィスサポートが向いている人

  • 大阪でこれから法人設立する
  • 梅田または心斎橋の住所を使いたい
  • 月額費用をできるだけ抑えたい
  • 法人登記だけでなく郵便物も受け取りたい
  • 最初は小さく事業を始めたい

特に一人法人、合同会社、小規模株式会社、フリーランスから法人成りする方には使いやすい選択肢です。

【CTA:GMOオフィスサポートの最新料金を確認する】

2位:DMMバーチャルオフィス|大阪梅田で月額660円から

できるだけ安く大阪・梅田の住所を利用したい方なら、DMMバーチャルオフィスも有力候補です。

大阪梅田オフィスは大阪市北区梅田1丁目にあり、梅田駅や西梅田駅からアクセスしやすい場所にあります。

貸出住所の番地以下は契約後に開示されます。

DMMバーチャルオフィス大阪梅田の料金

プラン月額料金法人登記郵便物
ミニマム660円受取対象に制限あり
ベーシック・年間契約2,530円受取・週1回転送
ベーシック・半年契約3,850円受取・週1回転送
ベーシック・単月契約5,500円受取・週1回転送

別途入会金が必要となります。

月660円でも法人登記できるのは大きな魅力

DMMの特徴は、ミニマムプランでも法人登記に対応していることです。

ただし、ここは注意が必要です。

「法人登記できる=一般的な会社運営に必要な郵便物をすべて受け取れる」という意味ではありません。

最安プランでは受け取れる郵便物に制限があります。

法人を設立して継続的に事業をするのであれば、郵便物の受取範囲が広いベーシックプランも比較しておきましょう。

DMMバーチャルオフィスが向いている人

  • とにかく月額料金を抑えたい
  • 大阪市北区梅田の住所が欲しい
  • EC・ネットショップを運営している
  • 自宅住所をWeb上に公開したくない
  • 郵便物を管理しやすくしたい

DMMは単純な「安さ」だけで比較すると非常に魅力的です。

一方、法人として郵便物が頻繁に届く予定なら、最安プランだけを見るのではなくベーシックプランまで含めた年間コストを比較してください。

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3位:THE HUB|本町・心斎橋で登記+仕事場所も確保したい人向け

住所だけではなく、必要なときに会議室やワークスペースも利用したい人にはTHE HUBが向いています。

大阪では本町や心斎橋などのビジネスエリアに拠点があります。

THE HUB心斎橋は心斎橋駅から近く、法人登記に対応したバーチャルオフィスプランが用意されています。

THE HUB大阪本町でも住所利用プランと法人登記プランが分かれているため、会社設立を予定している場合は法人登記に対応したプランを選びましょう。

THE HUBのメリットは「実際に使える場所」があること

一般的な格安バーチャルオフィスは、基本的には住所貸しと郵便転送が中心です。

これに対してTHE HUBは、必要に応じて会議室やワークラウンジなどを利用できる点が特徴です。

そのため、

「普段は自宅で仕事をするが、ときどき大阪市内で取引先と会いたい」

「将来的にはレンタルオフィスへ移行するかもしれない」

という方との相性が良いでしょう。

THE HUBが向いている人

  • 本町・心斎橋で法人登記したい
  • 取引先との打ち合わせ場所も欲しい
  • 完全な住所貸しだけでは不安
  • 将来的にコワーキング・レンタルオフィスも検討している

会社の住所は登記して終わりではありません。

名刺、ホームページ、請求書、契約書などにも長期間掲載することになります。

事業拡大後も同じ住所を使い続けたい場合は、THE HUBのようにバーチャルオフィスからリアルなワークスペースまで選択肢があるサービスを検討する価値があります。

【CTA:THE HUB大阪の拠点を確認する】

4位:ワンストップビジネスセンター|郵便転送込みで分かりやすい

ワンストップビジネスセンターは、大阪では梅田・心斎橋・本町などに拠点を持つバーチャルオフィスです。

最も安いエコノミープランでは、法人登記可能な住所利用と定期的な郵便転送がセットになっています。

ワンストップビジネスセンターの料金

プラン月額料金
エコノミー5,280円
ビジネス9,790円
プレミアム16,280円

法人登記は各プランで利用でき、上位プランでは電話転送や電話秘書代行なども利用できます。

GMOやDMMと比較すると月額料金は高くなります。

一方で、最初から住所利用+法人登記+郵便転送がセットになっているため、「オプションを細かく比較するのが面倒」という方には分かりやすいでしょう。

ワンストップビジネスセンターが向いている人

  • 郵便転送込みのシンプルな料金体系がいい
  • 梅田・心斎橋・本町から選びたい
  • 電話転送や秘書代行も利用したい
  • 大阪以外への出張も多い
  • 会議室を使う可能性がある

価格だけならもっと安い会社がありますが、サービスをまとめて任せたい経営者には候補になります。

5位:コモンルーム梅田・中津|有人拠点を重視する人におすすめ

大阪の地元密着型のバーチャルオフィスを探しているなら、コモンルームもチェックしておきたいところです。

コモンルーム梅田・中津では、大阪市内の住所利用や法人登記に対応したプランが用意されています。

コモンルームの特徴

格安バーチャルオフィスとの大きな違いは、コワーキングスペースや貸会議室など、リアルな施設を併設していることです。

梅田店は大阪駅や大阪梅田駅からアクセスしやすく、会議室なども利用できます。

「ネット上だけの住所貸し業者ではなく、実際に人がいるオフィスを契約したい」という方には安心感があります。

コモンルームが向いている人

  • 大阪の地域密着型サービスを選びたい
  • 有人受付を重視する
  • 来客や打ち合わせの可能性がある
  • コワーキングスペースも利用したい
  • 実際の拠点があることを重視したい

単に住所だけを安く借りるのであればGMOやDMMが有利ですが、実店舗・有人対応を含めた安心感を重視する人には有力候補です。

6位:Busico.梅田|大阪駅前第4ビルの住所を使える

Busico.梅田は、大阪駅前第4ビルに拠点を構えるバーチャルオフィスです。

大阪駅前という非常に分かりやすい立地の住所を法人登記などに利用できる点が魅力です。

会議室利用などのサービスも充実

Busico.の特徴は、住所貸しに加えてビジネス拠点としての機能も重視していることです。

会員向けの会議室やワークスペースなどがあり、単なる住所利用にとどまらないサービスを利用できます。

月額料金は格安系と比べると高めです。

ただし、「大阪駅前第4ビル」という分かりやすい所在地を使える点は、名刺や会社案内に住所を掲載する事業者にとって魅力でしょう。

Busico.が向いている人

  • 大阪駅前の住所にこだわりたい
  • 実際の会議室も利用したい
  • 来客対応を重視する
  • 長く運営されているサービスを選びたい
  • 格安さよりサービス内容を優先する

7位:Karigo|全国展開の実績を重視する人におすすめ

Karigoは全国に多数の拠点を展開しているバーチャルオフィスです。

大阪にも中央区・西区など複数の選択肢があります。

法人登記と郵便物受取を組み合わせたい方の候補になるでしょう。

Karigoが向いている人

  • 運営実績を重視する
  • 全国展開しているサービスを選びたい
  • 大阪市西区・中央区周辺で探している
  • 電話サービスも検討している

GMOやDMMより料金面で有利とは限りませんが、長期間運営されているバーチャルオフィスを重視する方には比較候補となります。

大阪でバーチャルオフィスを選ぶ7つのポイント

大阪だけでも非常に多くのバーチャルオフィスがあります。

ここからは法人設立・会社運営の観点から、契約前に確認しておきたいポイントを解説します。

1.「最安料金」ではなく法人登記できるプランの料金を見る

バーチャルオフィスの広告では、

「月額550円」

「月額660円」

など非常に安い価格が目立ちます。

しかし、最安プランと法人運営に必要なプランが同じとは限りません。

たとえば、最安プランでは住所利用だけに対応し、法人登記や郵便物受取は上位プランでなければ利用できないサービスがあります。

逆に、DMMのように低価格プランでも法人登記に対応しながら、郵便物の取り扱いに制限を設けているケースもあります。

したがって比較するときは、

「自分が実際に必要な機能を付けた場合、毎月いくらになるのか」

を見ることが重要です。

2.法人登記できるか確認する

法人を設立する場合、会社の本店所在地を登記します。

そのため、法人設立目的でバーチャルオフィスを利用するなら、必ず法人登記可能なプランを契約してください。

「住所利用OK」と書かれていても、法人登記まで認められているとは限りません。

ホームページや名刺に掲載する住所と法人登記に利用できる住所は、サービス上別扱いになっていることがあります。

会社設立前に契約する場合には、

  1. 個人名義でバーチャルオフィスを申し込む
  2. 利用住所が確定する
  3. その住所で法人設立登記をする
  4. 設立後に契約名義を法人へ変更する

という流れになるケースもあります。

法人設立前に利用する場合は、各社の手続き方法を確認しておきましょう。

3.郵便物の「転送頻度」と「追加料金」を確認する

法人を運営していると、想像以上に郵便物が届きます。

行政機関や金融機関、取引先などから重要な書類が送られてくることもあります。

そこで重要なのが郵便転送の頻度です。

月1回で十分なのか、隔週がいいのか、週1回必要なのかを考えましょう。

また、月額料金とは別に転送料が発生するサービスもあります。

「月額料金が500円安かったから選んだものの、郵便転送費を含めると別会社の方が安かった」

ということもあり得ます。

月額基本料金+郵便転送費+オプション料金まで含めて比較しましょう。

4.梅田・本町・心斎橋など住所のエリアを考える

大阪でバーチャルオフィスを借りる場合、主な候補となるのが次のエリアです。

  • 梅田
  • 本町
  • 心斎橋
  • 淀屋橋
  • 北浜
  • 新大阪

特に梅田・本町・淀屋橋周辺は大阪を代表するビジネスエリアで、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの選択肢も豊富です。

ただし、住所だけで売上が決まるわけではありません。

Web制作、コンサルティング、EC、広告、ITなどオンライン中心の事業なら、住所ブランドより料金・郵便サービス・運営会社を優先しても問題ないケースが多いでしょう。

一方で、会社案内や名刺を取引先へ渡すことが多いBtoB事業なら、分かりやすい所在地を選ぶメリットがあります。

5.許認可が必要な業種は契約前に必ず確認する

ここは非常に重要です。

法人登記できることと、その住所であらゆる事業許可を取得できることは別問題です。

許認可業種では「独立した事務所」「一定面積の事業所」などが必要になる場合があります。

たとえば、

  • 宅地建物取引業
  • 人材紹介業
  • 建設業
  • 古物商
  • 士業
  • その他営業所要件がある事業

などでは、許認可ごとに事務所要件が定められているケースがあります。

そのため、

「法人登記できるから許認可も問題ないだろう」

と自己判断するのは避けましょう。

申請先の行政機関や専門家へ事前に確認することをおすすめします。

6.法人口座のことも考えて選ぶ

「バーチャルオフィスだと銀行口座を作れないのでは?」

と不安な方も多いでしょう。

バーチャルオフィスを利用しているという理由だけで、必ず法人口座を作れないわけではありません。

ただし銀行は、口座開設時に事業内容、代表者、取引目的、所在地などを含めて審査します。

したがって、

「このバーチャルオフィスを使えば必ず法人口座を開設できる」

というものではありません。

口座開設を予定しているなら、

  • 会社ホームページを用意する
  • 事業内容を具体的に説明できるようにする
  • 契約書・請求書・事業計画等を整理する
  • バーチャルオフィスの契約書を保管する

など、会社が実際に事業を行っていることを説明できる状態を整えておくことが重要です。

7.将来の移転コストまで考える

意外と見落とされるのが「住所変更」です。

法人の本店所在地として使った住所を後から変更すると、登記変更だけではありません。

  • ホームページ
  • 名刺
  • 請求書
  • 契約書
  • 銀行
  • クレジットカード
  • 取引先情報
  • 各種Webサービス
  • 税務関連
  • 社会保険関連

など、多くの情報を変更する必要があります。

そのため、「半年だけ使えればいい」という場合を除き、数年間使うことを前提にバーチャルオフィスを選ぶのがおすすめです。

料金が月数百円高くても、運営会社や拠点の継続性、将来的なサービス拡張まで考えると、結果的に使いやすい場合があります。

大阪のバーチャルオフィスを目的別に選ぶなら?

ここまで比較しても決められない方のために、目的別におすすめを整理します。

とにかく安く使いたい

DMMバーチャルオフィス

大阪梅田オフィスには低価格なミニマムプランがあります。

法人登記にも対応していますが、郵便物の取り扱いには制限があるため、必要なサービス内容を確認したうえで申し込みましょう。

住所利用が中心で、郵便物がほとんど届かない事業者には魅力があります。

安さと法人運営のバランスを重視したい

GMOオフィスサポート

法人登記と郵便物受取を組み合わせても比較的低コストで、大阪では梅田と心斎橋から選択できます。

小規模法人や一人会社には非常にバランスの取りやすい選択肢です。

梅田の住所を使いたい

候補となるのは次のサービスです。

  • GMOオフィスサポート
  • DMMバーチャルオフィス
  • ワンストップビジネスセンター
  • コモンルーム
  • Busico.

価格最優先ならDMM、総合バランスならGMO、実店舗や会議室まで重視するならコモンルームやBusico.という選び方がしやすいでしょう。

心斎橋の住所を使いたい

GMOオフィスサポートまたはTHE HUB心斎橋が有力候補です。

住所だけでなく打ち合わせ場所も欲しいならTHE HUB、固定費を抑えたいならGMOを比較するとよいでしょう。

本町で法人登記したい

本町ではTHE HUB大阪本町ワンストップビジネスセンター大阪本町などが候補になります。

本町は大阪を代表するビジネス街の一つなので、BtoB事業で会社住所を重視する方にも向いています。

会議室も使いたい

住所貸しだけではなく打ち合わせスペースも必要なら、

  • THE HUB
  • ワンストップビジネスセンター
  • コモンルーム
  • Busico.

などが候補です。

オンライン中心の事業なら住所だけでも十分なことがありますが、対面商談がある業種では会議室の有無を確認しましょう。

大阪でバーチャルオフィスを利用するメリット

自宅住所を公開せずに開業できる

個人事業主や一人会社が自宅を本店所在地にすると、会社ホームページや各種公開情報などを通じて自宅住所が知られる可能性があります。

バーチャルオフィスを利用すれば、自宅とは別の事業用住所を持てます。

特に、

  • Web制作
  • コンサルタント
  • エンジニア
  • デザイナー
  • EC事業
  • 広告・マーケティング
  • オンラインスクール
  • 一人法人

など、固定の事務所を必要としない事業との相性が良いでしょう。

大阪市内に事務所を借りるより固定費を抑えやすい

実際のオフィスを借りる場合、毎月の家賃だけではありません。

敷金・保証金、仲介手数料、家具、ネット回線、水道光熱費などが発生します。

バーチャルオフィスなら実際の専用個室を借りないため、住所利用を中心に固定費を大きく抑えられます。

起業直後は売上が安定しないことも珍しくありません。

固定費を抑えて、その分を広告・人材・商品開発などに使えることは大きなメリットです。

梅田・心斎橋・本町などの住所を使える

大阪市内のオフィスを実際に借りようとすると、立地の良い場所ほど賃料負担も大きくなります。

バーチャルオフィスなら、梅田・心斎橋・本町など大阪を代表するエリアの住所を比較的低コストで事業用に利用できます。

特に取引先へ会社所在地を見せる機会が多い事業では、分かりやすいエリアを選ぶメリットがあります。

バーチャルオフィスのデメリット・注意点

実際の専用オフィスではない

バーチャルオフィスは基本的に「住所を利用するサービス」です。

そのため、契約した住所へ毎日出勤して仕事ができるとは限りません。

仕事場所も必要なら、コワーキングスペースやレンタルオフィス併設型を選びましょう。

郵便物が手元に届くまで時間がかかる

自宅や実店舗なら郵便物は直接届きます。

バーチャルオフィスの場合は、

バーチャルオフィスに到着 → 運営会社が受取 → 転送 → 自宅等へ到着

という流れになるため、確認まで時間差が生じます。

期限のある重要書類が頻繁に届く業種なら、月1回転送ではなく週1回転送や即時転送サービスを選んだ方が安心です。

同じ住所を複数企業が利用する

バーチャルオフィスでは、基本的に複数の契約者が同一ビルの住所を利用します。

これはサービスの性質上避けられません。

そのため住所だけで会社の信頼性を作ろうとするのではなく、

  • 自社ドメイン
  • 会社ホームページ
  • 会社概要
  • 問い合わせ先
  • 代表者プロフィール
  • 具体的な事業内容
  • 実績

なども整えておくことが大切です。

大阪のバーチャルオフィスに関するよくある質問

バーチャルオフィスの住所で法人登記できますか?

法人登記に対応しているバーチャルオフィスであれば利用できます。

ただし、サービスによっては最安プランでは法人登記できません。

契約前に「法人登記可能」と明記されているプランか確認してください。

大阪で一番安いバーチャルオフィスはどこですか?

「どの機能まで必要か」によって変わります。

表示されている最低月額だけでなく、

  • 法人登記
  • 郵便物受取
  • 郵便転送
  • 入会金
  • 保証金
  • オプション料金

まで含めて比較することが重要です。

月額料金が安くても、必要なオプションを付けると他社より高くなる場合があります。

個人事業主でも利用できますか?

はい。

個人事業主やフリーランスでも利用できるバーチャルオフィスは多数あります。

特に自宅住所をWebサイトやネットショップへ掲載したくない方に利用されています。

バーチャルオフィスで法人口座を開設できますか?

バーチャルオフィスを利用している法人でも、法人口座の開設事例はあります。

ただし銀行ごとに審査があり、口座開設が保証されるわけではありません。

会社ホームページや事業計画、契約書などを整え、「どのような会社が、どのような事業を行っているか」を説明できるようにしておきましょう。

大阪在住でなくても大阪のバーチャルオフィスを利用できますか?

各社の審査・利用条件を満たせば、大阪府外から利用できるサービスもあります。

大阪支店や関西拠点を設けたい企業にとっても、バーチャルオフィスは選択肢になります。

梅田と心斎橋ならどちらがおすすめですか?

業種と目的によります。

関西各地への移動や大阪駅周辺での商談が多いなら梅田が使いやすいでしょう。

一方、心斎橋・難波周辺で事業を行う場合や、大阪市中央区の住所を利用したい場合は心斎橋が候補になります。

住所だけで決めず、料金や郵便転送、会議室の利用可否も含めて比較しましょう。

大阪でバーチャルオフィスを契約してから法人設立する流れ

これから会社を設立する場合、大まかな流れは次のようになります。

STEP1:バーチャルオフィスを比較する

まず法人登記可能なサービスを選びます。

料金だけでなく、郵便転送・住所・会議室・契約期間まで確認しましょう。

STEP2:法人設立前に申し込む

法人がまだ存在しないため、サービスによっては代表者個人名義で契約します。

契約完了後に利用できる住所が確定します。

STEP3:会社設立登記を行う

バーチャルオフィスの住所を本店所在地として定款等へ記載し、会社設立手続きを進めます。

株式会社と合同会社では設立手続きや費用にも違いがあるため、事前に確認しておきましょう。

STEP4:法人名義へ契約変更する

会社設立後、必要に応じてバーチャルオフィス契約を法人名義へ切り替えます。

手続き方法はサービスによって異なるため、案内に従って変更してください。

STEP5:銀行口座・会計ソフトなどバックオフィスを整える

会社設立後は、

  • 法人口座
  • 法人カード
  • 会計ソフト
  • 請求書発行
  • 給与計算
  • 税務
  • 社会保険

などの環境を順番に整えていきます。

会社設立は登記して終わりではありません。

むしろ、設立後の経理・税務・バックオフィスを早い段階で整えておくことが、その後の会社運営では重要です。

大阪のバーチャルオフィスおすすめまとめ

大阪では、梅田・本町・心斎橋を中心に数多くのバーチャルオフィスがあります。

ただし、「一番安いところを選べばいい」というものではありません。

法人設立を予定しているなら、

  • 法人登記できる
  • 郵便物を受け取れる
  • 必要な頻度で転送できる
  • 長期間使える
  • 自分の業種で問題なく利用できる

という条件を満たすことが重要です。

今回比較した中で特におすすめなのは次の3社です。

総合的におすすめ:GMOオフィスサポート

大阪では梅田・心斎橋から選択でき、法人登記と郵便物受取を比較的低コストで利用できます。

料金と機能のバランスを重視する小規模法人、一人会社、合同会社などにおすすめです。

安さ重視:DMMバーチャルオフィス

大阪梅田に低価格のプランがあり、法人登記にも対応しています。

ただし最安プランでは郵便物の取り扱いに制限があるため、法人として利用する場合はベーシックプランまで比較しておきましょう。

会議室・仕事場所も重視:THE HUB

心斎橋・本町など大阪の主要ビジネスエリアに拠点があり、法人登記だけでなく会議室・ワークラウンジなども利用できます。

これから法人を設立する方の場合、バーチャルオフィスは単なる「住所貸し」ではありません。

会社設立後、銀行口座・会計・税務・請求書・取引先との契約など、さまざまな場面で長く使っていく会社の住所になります。

数百円の料金差だけで決めるのではなく、今後の事業運営まで考えて選ぶことをおすすめします。

著者情報

早川覚
早川覚公認会計士・Context会計事務所代表
公認会計士、Context会計事務所・株式会社ContextJapan代表として、会計ソフト導入支援、コンサルを行っている。その他、法人化、バックオフィス整備等、経営者の裏方業務を専門としている。