中小企業診断士講座で迷っているなら、まずは料金・2次試験対策・学習サポート・続けやすさを比較することが大切です。

中小企業診断士試験は1次試験の科目数が多く、さらに2次試験では記述対策も必要になるため、独学だけで進めると途中で学習が止まりやすい資格です。

そのため、社会人が合格を狙うなら、教材のわかりやすさだけでなく、スマホ学習のしやすさ、添削・質問サポート、複数年受験への対応まで確認しておきたいところです。

結論からいうと、コスパと続けやすさを重視するなら診断士ゼミナール、2次試験対策まで手厚く進めたいならアガルート、スマホ学習中心ならスタディング、大手予備校の安心感を重視するなら資格の大原が有力候補になります。

このページでは、中小企業診断士講座・通信講座・予備校を比較しながら、初心者や社会人でも選びやすいおすすめ講座をわかりやすく整理します。

目次

この記事でわかること

1

中小企業診断士講座・予備校の選び方、目的別おすすめ講座について

2

中小企業診断士講座・予備校各社の特徴や料金の詳細、比較結果

3

中小企業診断士講座・予備校選びで失敗する人の共通点について

中小企業診断士試験の前提知識(1次試験・2次試験と受験計画)

中小企業診断士試験の前提知識(1次試験・2次試験と受験計画)

中小企業診断士講座を選ぶ前に、まず理解しておきたいのが試験制度の全体像です。

中小企業診断士試験は、経営コンサルタントとして必要な知識と実務的な判断力を確認する国家試験です。試験は大きく分けて「第1次試験」と「第2次試験」に分かれており、第1次試験では経営・会計・法務・情報・中小企業政策などの幅広い知識が問われます。第2次試験では、事例企業の状況を読み取り、経営課題や改善策を記述する力が問われます。

令和8年度の中小企業診断士試験は、第1次試験が2026年8月1日・2日、第2次試験が2026年10月25日に実施予定です。第1次試験の受験資格は年齢・学歴などに制限がなく、誰でも受験できます。

また、令和8年度からは第2次試験の口述試験が廃止されます。これまで第2次試験は「筆記試験+口述試験」という流れでしたが、令和8年度以降は筆記試験中心の制度になります。あわせて受験手数料も改定され、第1次試験は17,200円、第2次試験は15,100円となります。

参考:令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について

中小企業診断士試験の全体像

中小企業診断士試験は、1次試験で基礎知識を確認し、2次試験で実務に近い応用力を確認する構成です。

1次試験は、7科目の多肢選択式試験です。経済学、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の7科目が出題されます。幅広い科目をバランスよく学習する必要があり、科目ごとの得意・不得意が合否に影響しやすい試験です。

2次試験は、事例企業に関する文章を読み、設問に対して記述で答える試験です。単に知識を覚えているだけではなく、事例企業の強み・弱み・課題・改善策を整理し、限られた字数でわかりやすく答える力が求められます。

区分 試験形式 主に問われる内容 特徴
第1次試験 多肢選択式 経営、会計、法務、情報、中小企業政策などの基礎知識 7科目を幅広く学ぶ必要があり、総合点と足切りの両方に注意が必要です。
第2次試験 筆記式・記述式 事例企業の分析、課題把握、改善提案、財務分析など 知識をそのまま答えるのではなく、事例文に合わせて助言内容を組み立てる力が問われます。

参考:中小企業診断士試験の全体像は、中小企業庁の公式発表で確認できます。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

第1次試験は7科目の多肢選択式試験

第1次試験は、中小企業診断士に必要な基礎知識を幅広く確認する試験です。受験資格に年齢・学歴などの制限はなく、誰でも受験できます。令和8年度の第1次試験は2026年8月1日・2日に実施され、合格発表は2026年9月1日の予定です。

1次試験の大きな特徴は、科目数が7科目と多いことです。企業経営理論や財務・会計のように2次試験へ直結する科目もあれば、経営法務や中小企業経営・政策のように暗記要素が強い科目もあります。

そのため、1次試験では「得意科目で高得点を取る」だけでなく、「苦手科目で40点未満を取らない」ことも重要です。合格基準は、原則として総点数の60%以上、かつ1科目でも満点の40%未満がないこととされています。

1次試験科目 主な内容 試験で問われやすいポイント 注意点
経済学・経済政策 ミクロ経済学、マクロ経済学、市場、景気、金融・財政政策など 需要曲線・供給曲線、費用曲線、GDP、IS-LM分析、インフレ・失業など グラフや理論問題が多く、丸暗記だけでは対応しにくい科目です。
財務・会計 財務諸表、経営分析、原価計算、投資判断、企業価値評価など 収益性・安全性分析、損益分岐点、NPV、キャッシュフロー、原価計算など 2次試験の事例Ⅳにも直結するため、苦手にすると後半で苦しくなりやすい科目です。
企業経営理論 経営戦略、組織論、人的資源管理、マーケティングなど 競争戦略、組織構造、モチベーション理論、マーケティング戦略など 診断士試験の中心科目で、2次試験の事例Ⅰ・事例Ⅱにもつながります。
運営管理 生産管理、店舗・販売管理、物流、在庫管理など 工程管理、品質管理、IE、店舗設計、販売促進、物流管理など 製造業や小売業の現場改善に関する内容が多く、2次試験の事例Ⅲと関係が深い科目です。
経営法務 会社法、知的財産権、契約、倒産、資本市場など 株式会社の機関設計、特許・商標・著作権、契約実務、民法の基礎など 法律用語が多く、苦手意識を持つ受験生が多い科目です。
経営情報システム IT、システム開発、データベース、ネットワーク、セキュリティなど 情報処理、ソフトウェア、データベース、通信技術、システム開発手法など IT経験者は得点源にしやすい一方、初学者は用語暗記の負担が大きくなります。
中小企業経営・中小企業政策 中小企業白書、中小企業施策、補助金、支援制度など 中小企業の動向、政策、支援機関、補助金・融資制度など 年度ごとの白書・施策に関する内容があり、直前期の対策も重要です。

参考:第1次試験の7科目や多肢選択式による試験方法は、中小企業庁の公式発表で確認できます。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

1次試験には科目合格制度がある

中小企業診断士の1次試験には、科目合格制度があります。

これは、1次試験全体としては不合格だった場合でも、一定の基準を満たした科目については「科目合格」として扱われる制度です。科目合格した科目は、翌年度と翌々年度の1次試験で免除申請ができます。

たとえば、1年目に7科目すべて合格できなくても、財務・会計、企業経営理論、運営管理などで科目合格を取っておけば、翌年以降は残り科目に集中しやすくなります。

ただし、科目合格を使って長期計画で受験する場合は、免除期間に注意が必要です。科目合格による免除はずっと使えるわけではなく、翌年度と翌々年度までが基本です。

制度 内容 有効期間 注意点
1次試験の合格 7科目全体で合格基準を満たすこと 2次試験を受験する資格につながる 総点数だけでなく、40点未満の科目がないことも重要です。
科目合格 1次試験全体では不合格でも、一定基準を満たした科目が合格扱いになる制度 翌年度・翌々年度の1次試験で免除申請が可能 免除を使うには受験申込時に申請が必要です。自動的に免除されるわけではありません。

参考:第1次試験の一部科目に合格した場合の科目免除については、中小企業庁の公式発表で確認できます。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

第2次試験は事例企業への助言力を問う筆記試験

第2次試験は事例企業への助言力を問う筆記試験

第2次試験は、1次試験の合格者などを対象に実施される筆記試験です。令和8年度の第2次試験は2026年10月25日に実施され、合格発表は2027年1月13日の予定です。受験申込期間は2026年9月1日から9月18日までと公表されています。

2次試験では、事例企業の文章を読み、設問に対して記述で答えます。出題は一般的に、組織・人事、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計の4事例で構成されます。

1次試験のように選択肢から正解を選ぶのではなく、与件文の内容に沿って、経営課題や改善策を自分の言葉で整理する必要があります。そのため、2次試験では「知識量」だけでなく、「読み取る力」「考える力」「書く力」が重要になります。

2次試験の事例 主なテーマ 問われる内容 解答で意識したいこと
事例Ⅰ 組織・人事 組織構造、人材育成、権限委譲、モチベーション、事業承継など 企業の強みや経営環境を踏まえて、組織面・人事面の改善策を考える必要があります。
事例Ⅱ マーケティング・流通 顧客ニーズ、差別化、販売促進、ブランド、地域資源の活用など 誰に、何を、どのように売るのかを、事例企業の強みと結びつけて整理することが重要です。
事例Ⅲ 生産・技術 生産管理、工程改善、品質管理、納期対応、外注管理など 製造現場の問題点を整理し、生産性や品質、納期面の改善策を具体的に考える必要があります。
事例Ⅳ 財務・会計 経営分析、損益分岐点、投資判断、キャッシュフロー、収益性改善など 計算力と記述力の両方が必要です。数字を出すだけでなく、経営上の意味まで説明する力が問われます。

参考:第2次試験の内容や筆記試験の方法は、中小企業庁の公式発表で確認できます。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

令和8年度から第2次試験の口述試験は廃止

令和8年度から第2次試験の口述試験は廃止

中小企業診断士試験では、令和7年度までは第2次試験の筆記試験に合格した後、口述試験が実施されていました。

しかし、令和8年度からは第2次試験における口述試験が廃止されます。中小企業庁および日本中小企業診断士協会連合会は、令和8年度試験から口述試験を廃止し、受験手数料を見直すことを公表しています。

これにより、令和8年度以降の受験生は、基本的に1次試験と2次筆記試験を突破することが重要になります。以前のように「筆記試験合格後に口述試験対策をする」という流れではなくなるため、2次筆記試験の重要性がさらに高くなったと考えてよいでしょう。

項目 令和7年度まで 令和8年度から
第2次試験の構成 筆記試験+口述試験 口述試験を廃止
受験生への影響 筆記試験合格後に口述試験対策が必要 2次筆記試験の合格がより重要になる
受験手数料 第1次試験14,500円、第2次試験17,800円 第1次試験17,200円、第2次試験15,100円

参考:令和8年度からの第2次試験における口述試験廃止は、中小企業庁の改正点で公表されています。
中小企業庁「令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について」

令和8年度の試験日程・受験料

令和8年度の試験日程・受験料

令和8年度の中小企業診断士試験は、第1次試験が2026年8月1日・2日、第2次試験が2026年10月25日に実施予定です。1次試験の申込受付期間は2026年4月23日から5月27日まで、2次試験の申込受付期間は2026年9月1日から9月18日までです。

受験手数料は、第1次試験が17,200円、第2次試験が15,100円です。令和8年度から金額が見直されていますが、第1次試験と第2次試験の合計額は32,300円で、改正前後で総額は同額とされています。

項目 第1次試験 第2次試験
試験日 2026年8月1日・2日 2026年10月25日
申込受付期間 2026年4月23日〜5月27日 2026年9月1日〜9月18日
合格発表 2026年9月1日 2027年1月13日
受験手数料 17,200円 15,100円
受験資格 年齢・学歴などの制限なし 原則として第1次試験合格者など

参考:令和8年度の試験日程と受験手数料は、中小企業庁の公式発表で確認できます。受験手数料の見直しについては、改正点でも公表されています。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」
中小企業庁「令和8年度からの中小企業診断士試験における改正点について」

1年合格と複数年合格の考え方

1年合格と複数年合格の考え方

中小企業診断士試験は、1年で最終合格を目指すこともできますが、科目合格制度を使って複数年で合格を目指す人も少なくありません。

1年合格を目指す場合は、1次試験の7科目を一気に学習し、8月の1次試験後すぐに10月の2次試験へ進む流れになります。短期集中で進められる一方、学習範囲が広く、仕事と両立する社会人には負担が大きくなりやすいです。

一方、複数年で合格を目指す場合は、1年目に一部科目の合格を取り、翌年以降に残り科目や2次試験へ進むことができます。ただし、科目合格の有効期間があるため、だらだら長期化させず、2〜3年程度の計画で進めるのが現実的です。

受験計画 進め方 メリット 注意点
1年合格型 1年で1次7科目と2次試験まで一気に突破する計画 最短で合格を目指せる。学習の勢いを維持しやすい。 学習範囲が広く、1次試験後すぐに2次対策へ移る必要があります。
2年合格型 1年目に1次科目の合格を積み上げ、2年目に残り科目と2次試験を狙う計画 社会人でも現実的に進めやすい。苦手科目に時間を使いやすい。 科目合格の有効期間を意識して、残り科目を計画的に受験する必要があります。
3年合格型 科目合格制度を活用し、数科目ずつ合格を積み上げる計画 仕事・家庭と両立しやすく、1年あたりの負担を抑えやすい。 長期化するとモチベーション維持が難しく、科目合格の期限切れにも注意が必要です。

参考:第1次試験の科目免除制度や第2次試験の受験資格を踏まえると、1年合格だけでなく複数年での合格も現実的な選択肢になります。
中小企業庁「令和8年度の中小企業診断士試験について」

中小企業診断士試験の難易度・合格率について

中小企業診断士は、1次試験7科目+2次筆記試験を突破する必要がある国家資格です。 1次試験は知識量、2次試験は事例企業に対する助言力・記述力が問われるため、 簿記やFPのように「テキストを読んで問題集を回すだけ」では合格しにくい試験です。

1次試験
合格率20〜40%台
令和7年度は
23.7%
7科目の幅広い知識が必要
2次試験
合格率18%前後
令和7年度は
17.6%
記述式で答案作成力が必要
総勉強時間
約1,000時間
1次対策に700〜800時間
2次対策に200〜300時間
社会人は長期戦になりやすい

中小企業診断士 第1次試験の合格者数・合格率の推移

※一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会「申込者数・合格率等の推移」をもとに作成。受験者数は欠席科目がひとつもない者の人数。

年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
令和7年度 26,211人 18,360人 4,344人 23.7%
令和6年度 25,317人 18,209人 5,007人 27.5%
令和5年度 26,190人 18,755人 5,560人 29.6%
令和4年度 24,778人 17,345人 5,019人 28.9%
令和3年度 24,495人 16,057人 5,839人 36.4%
令和2年度 20,169人 11,785人 5,005人 42.5%

中小企業診断士 第2次試験の合格者数・合格率の推移

※一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会「申込者数・合格率等の推移」をもとに作成。受験者数は筆記試験で欠席科目がひとつもない者の人数。

年度 申込者数 受験者数 試験合格者数 合格率
令和7年度 7,355人 7,044人 1,240人 17.6%
令和6年度 8,442人 8,119人 1,516人 18.7%
令和5年度 8,601人 8,241人 1,555人 18.9%
令和4年度 9,110人 8,712人 1,625人 18.7%
令和3年度 9,190人 8,757人 1,600人 18.3%
令和2年度 7,082人 6,388人 1,174人 18.4%

中小企業診断士試験は何時間勉強すれば合格を目指せる?

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間は、一般的に約1,000時間が目安です。 1次試験は7科目のインプット、2次試験は事例問題の答案作成が必要になるため、 働きながら合格を目指す場合は、半年〜1年半程度の学習計画を立てるのが現実的です。

区分 勉強時間の目安 主な対策内容 独学のしやすさ 講座・予備校の必要度
1次試験 700〜800時間前後
初学者は800時間以上を見込むと安心
企業経営理論、財務・会計、運営管理、経済学、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の7科目 独学も可能だが範囲が広い
科目ごとの優先順位を間違えると、学習時間が膨らみやすい
講座利用がおすすめ
特に初学者・社会人は、カリキュラムに沿って進めた方が効率的
2次試験 200〜300時間前後
事例Ⅳが苦手な人は追加対策が必要
事例Ⅰ〜Ⅲの記述対策、事例Ⅳの財務・会計計算、過去問演習、答案添削 独学はかなり難しい
正解が一つに決まりにくく、自分の答案を客観評価しにくい
添削つき講座が有利
答案の型、与件文の読み方、設問解釈を学べる講座が強い
全体 約1,000時間
働きながらなら1年〜1年半が現実的
1次の知識インプットと、2次のアウトプット対策を並行・段階的に進める 独学合格者もいる
ただし、時間管理・教材選び・2次答案分析の難易度が高い
短期合格なら講座推奨
診断士ゼミナール、アガルート、スタディング、大原などを比較したい

合格率から見た中小企業診断士試験の講評

第1次試験は「7科目を広く落とさない」試験

第1次試験は、年度によって合格率に差があるものの、近年は20〜30%台で推移しています。 合格率だけを見ると極端に低く見えないかもしれませんが、実際には7科目すべてを一定水準まで仕上げる必要があり、 学習範囲の広さが大きな壁になります。

特に、財務・会計、企業経営理論、運営管理は2次試験との関連も強く、単なる暗記ではなく理解が必要です。 一方で、経営法務や中小企業経営・政策のように暗記色が強い科目もあるため、 科目ごとに勉強方法を変えることが重要です。

第2次試験は「知識を答案に落とし込む」試験

第2次試験の合格率は、近年18%前後で安定して推移しています。 ただし、2次試験を受けているのは1次試験を突破した受験生が中心です。 つまり、一定レベル以上の受験生同士で争う中で、さらに5人に1人程度しか合格できない試験といえます。

2次試験では、企業の事例文を読み、課題や改善策を制限字数内で説明する力が問われます。 そのため、知識量だけでなく「設問要求を外さない力」「与件文から根拠を拾う力」「採点されやすい答案を書く力」が必要です。 独学では自分の答案の良し悪しを判断しにくいため、添削つき講座や予備校の活用価値が高い分野です。

社会人受験生は「予備校なし」より「効率重視」で考えたい

中小企業診断士は、働きながら目指す人が多い資格です。 そのため、合格のポイントは「毎日長時間勉強できるか」ではなく、 限られた時間で合格に必要な論点を優先して学べるかにあります。

1次試験だけなら独学でも合格を狙えますが、2次試験まで一気に合格したい場合は、 講義・問題演習・過去問分析・答案添削がセットになった講座を使う方が効率的です。 特に初学者や、財務・会計に苦手意識がある人は、早い段階で講座を使った方が挫折しにくくなります。

中小企業診断士講座を使うべき人・独学でもよい人

タイプ おすすめの学習方法 理由
試験経験者 独学+必要部分だけ講座 苦手科目や2次添削など、弱点だけ外部講座で補う方法が取りやすいため
初学者 通信講座がおすすめ 7科目の全体像をつかむまで時間がかかり、独学だと学習順序で迷いやすいため
仕事が忙しい社会人 スマホ対応講座がおすすめ 通勤時間・昼休み・休日など、スキマ時間を積み上げやすいため
短期合格を狙う人 予備校・通信講座がおすすめ 出題頻度の高い論点に絞って学習でき、過去問演習まで計画的に進めやすいため
2次試験で不合格経験がある人 添削つき講座がおすすめ 答案の方向性、設問解釈、与件文の使い方を第三者に確認してもらう必要があるため

中小企業診断士試験制度のまとめ

中小企業診断士試験制度のまとめ

中小企業診断士試験は、1次試験で7科目の幅広い知識を問われ、2次試験で事例企業への助言力を問われる試験です。

1次試験は多肢選択式なので、まずは7科目の基礎知識をバランスよく身につける必要があります。一方、2次試験は記述式で、事例文を読み取り、課題や改善策を論理的に答える力が求められます。

令和8年度からは2次試験の口述試験が廃止されるため、受験生にとっては2次筆記試験の重要性がより高くなります。最終合格を目指すなら、1次試験の科目数、科目合格制度、2次試験の出題形式、試験日程を理解したうえで、無理のない受験計画を立てることが大切です。

項目 内容 押さえておきたいポイント
試験区分 第1次試験・第2次試験 1次試験で経営に関する幅広い知識を確認し、2次試験で事例企業への助言力を確認する構成です。
受験資格 第1次試験は年齢・学歴などの制限なし 誰でも受験できるため、社会人・学生・未経験者でも挑戦しやすい国家資格です。第2次試験は、原則として第1次試験合格者などが対象になります。
第1次試験の形式 多肢選択式による筆記試験 マークシート式で、7科目の知識を幅広く問われます。科目数が多いため、全体をバランスよく学習する必要があります。
第1次試験の科目・試験時間 1日目
A 経済学・経済政策:9:50〜10:50(60分)
B 財務・会計:11:30〜12:30(60分)
C 企業経営理論:13:30〜15:00(90分)
D 運営管理:15:40〜17:10(90分)

2日目
E 経営法務:9:50〜10:50(60分)
F 経営情報システム:11:30〜12:30(60分)
G 中小企業経営・中小企業政策:13:30〜15:00(90分)
1次試験は2日間で7科目を受験します。60分科目と90分科目があり、財務・会計や経済学は60分の中で計算問題も処理する必要があります。
第1次試験の配点 7科目すべて100点満点
合計700点満点
科目ごとの配点は同じですが、科目によって問題の性質は異なります。暗記中心の科目もあれば、計算や読解に時間がかかる科目もあります。
第1次試験の合格基準 総点数の60%以上、かつ1科目でも40%未満がないことが原則 7科目合計で420点以上を目指すだけでなく、苦手科目で40点未満を取らないことも重要です。いわゆる足切りに注意が必要です。
科目合格制度 一定基準を満たした科目は、翌年度・翌々年度の試験で免除申請が可能 1年で7科目すべてに合格できなくても、科目ごとに合格を積み上げられます。社会人が2〜3年計画で受験しやすい理由のひとつです。
第2次試験の形式 筆記式・記述式 事例企業の文章を読み、課題や改善策を記述します。知識を覚えるだけでなく、読み取る力・考える力・書く力が必要です。
第2次試験の事例・試験時間 事例Ⅰ:組織・人事
事例Ⅱ:マーケティング・流通
事例Ⅲ:生産・技術
事例Ⅳ:財務・会計

各事例80分・100点満点が基本
2次試験は、与件文を読んで設問に記述で答える試験です。特に事例Ⅳは計算問題も含まれるため、80分の中で読む・考える・計算する・書く作業を進める必要があります。
口述試験 令和8年度から廃止 令和7年度までは2次筆記試験後に口述試験がありましたが、令和8年度から廃止されます。そのため、2次筆記試験の重要性がさらに高くなります。
令和8年度の試験日 第1次試験:2026年8月1日・2日
第2次試験:2026年10月25日
1次試験から2次試験までの期間は短いため、1年合格を狙う場合は、1次試験後すぐに2次筆記試験へ切り替える必要があります。
令和8年度の申込期間 第1次試験:2026年4月23日〜5月27日
第2次試験:2026年9月1日〜9月18日
申込期間を過ぎると受験できないため、学習計画だけでなく、出願スケジュールも早めに確認しておくことが大切です。
令和8年度の合格発表 第1次試験:2026年9月1日
第2次試験:2027年1月13日
1次試験の合格発表後、2次試験までは約2か月しかありません。初学者は、1次試験後に初めて2次対策を始めると時間が足りなくなる可能性があります。
受験手数料 第1次試験:17,200円
第2次試験:15,100円
合計:32,300円
令和8年度から受験手数料が見直されています。第1次試験と第2次試験の合計額は32,300円です。
受験計画 1年合格型・2年合格型・3年合格型 1年で一気に合格を狙う方法もありますが、科目合格制度を使って複数年で合格を目指すこともできます。仕事と両立する社会人は、無理のない計画を立てることが大切です。

中小企業診断士講座の選び方(結局、ここで決まる)

中小企業診断士講座の選び方(結局、ここで決まる)

中小企業診断士講座選びで迷う人ほど、「どこが人気か」「料金が安いか」「合格実績がすごいか」から見てしまいがちです。

でも、実際に受験者がつまずくのは、講座の良し悪しというより、生活に合わずに学習が止まるケースです。1次試験は7科目あり、2次試験では答案作成力も必要です。だから最初に見るべきは、講座そのものではなく「自分の受験設計」です。

ここでは、中小企業診断士講座を1社に絞るための判断軸を、具体的に整理します。

1. まず「1年合格を狙うのか、2年計画で進めるのか」を決める

まず「1年合格を狙うのか、2年計画で進めるのか」を決める

講座比較に入る前に、まず決めたいのは学習期間です。

1年合格を狙うなら、1次試験7科目のインプット、過去問演習、2次試験の事例対策まで、かなり密度高く進める必要があります。

平日も休日も、ある程度まとまった学習時間を確保できる人向けです。

一方で、仕事が忙しい人や初学者の場合は、2年計画で考えたほうが現実的なケースもあります。特に財務・会計や経済学に苦手意識がある人は、最初から無理に詰め込みすぎると、途中で学習が止まりやすいです。

1年合格を本気で狙うなら、アガルートのように2次試験対策や添削まで厚い講座が候補になります。複数年受験も見据えるなら、診断士ゼミナールのように受講延長制度がある講座が合いやすいです。

2. 次に「週に何時間確保できるか」を数字で出す

次に「週に何時間確保できるか」を数字で出す

中小企業診断士試験は、なんとなく頑張るだけでは続きません。

平日に1時間取れるのか、休日に5時間取れるのか、通勤時間にスマホで学習できるのか。ここを数字で出すと、向いている講座がかなり絞れます。

たとえば、平日は机に向かう時間がほとんどない人なら、スマホ学習に強いスタディングが使いやすいです。スタディングは、2027年度版の1次2次合格コースでミニマム48,400円、スタンダード59,400円、パーフェクト74,800円などのコースを用意しています。

一方で、休日にじっくり教材を開いて進めたい人なら、フルカラーテキストや映像講義を使って学べる診断士ゼミナールも相性がよいです。

3. 「勉強できる時間帯」で通信・スマホ・予備校型を決める

「勉強できる時間帯」で通信・スマホ・予備校型を決める

講座選びでは、勉強できる時間帯も重要です。

朝や通勤中に学ぶ人は、スマホで完結しやすい講座が向いています。夜や休日に自宅でまとめて学ぶ人は、動画講義とテキストを使ってじっくり進められる通信講座が向いています。

また、1人で進めるのが苦手な人は、添削やサポートが手厚い講座を選んだほうが安心です。アガルートは、1次試験と2次試験を同時にインプットできる講座設計や、過去問、模擬試験、添削指導などを含めた段階的な学習を案内しています。

中小企業診断士講座は、どの講座が絶対に正解というより、自分の生活時間に合うかどうかで満足度が変わります。

4. 「質問・添削がどれだけ必要か」を自分で決める

「質問・添削がどれだけ必要か」を自分で決める

1次試験だけを見ると、講義と問題演習である程度進められます。しかし、2次試験では自分の答案が合っているのか判断しにくいです。

そのため、質問対応や添削サポートをどこまで必要とするかは、講座選びでかなり大きなポイントになります。

自分で過去問を分析して進められる人は、診断士ゼミナールやスタディングでも十分に進めやすいです。診断士ゼミナールは、メール質問を24時間365日受け付け、回数無制限で質問できる制度を案内しています。

一方で、答案を見てもらいたい、2次試験の方向性を指導してほしいという人は、アガルートや資格の大原のように添削・フォロー制度がある講座も比較したほうがよいでしょう。

5. 最後は「演習量」で決める(講義の分かりやすさより大事)

最後は「演習量」で決める(講義の分かりやすさより大事)

講座選びでは、つい講義のわかりやすさに注目しがちです。

もちろん、講義がわかりやすいことは大切です。ただ、中小企業診断士試験では、講義を聞くだけで合格できるわけではありません。

1次試験では、過去問・問題演習を何度も回す必要があります。2次試験では、事例問題を解き、答案を作り、解答プロセスを改善する必要があります。

診断士ゼミナールは過去問題集7年分を用意し、スタディングはスマート問題集や過去問セレクト講座などをコースに含めています。アガルートは過去問や模擬試験、添削指導を含むカリキュラムを案内しています。

だから最後は、「講義が良い講座」ではなく、「自分が演習を現実に回せる講座」を選ぶべきです。

中小企業診断士講座の選び方まとめ

迷ったときは、講座の知名度よりも「自分の受験計画・学習時間・2次対策の必要度」に合うかで選ぶのがおすすめです。

スマホでは左右にスクロールできます
判断軸 まず見るポイント 合いやすい講座 迷ったときの結論
受験計画 1年合格を狙うのか、2年・3年計画で進めるのかを先に決めます。 短期集中アガルート
複数年も視野診断士ゼミナール
仕事が忙しい人は、最初から複数年も見据えられる講座のほうが続けやすいです。
学習時間 平日・休日・通勤時間を含めて、週に何時間確保できるかを数字で出します。 スキマ時間スタディング
休日にじっくり診断士ゼミナール
机に向かう時間が少ない人は、スマホ学習のしやすさを重視したほうが安全です。
学習スタイル 朝・通勤中・夜・休日など、実際に勉強できる時間帯に合うかを確認します。 スマホ中心スタディング
通信で安定診断士ゼミナール
予備校型資格の大原
生活リズムに合わない講座は、内容が良くても途中で止まりやすいです。
質問・添削 1人で進められるか、2次試験の答案を見てもらいたいかを決めます。 添削重視アガルート
質問重視診断士ゼミナール
大手サポート資格の大原
2次試験に不安が強い人は、添削やフォローがある講座を選ぶと安心です。
演習量 講義を聞くだけでなく、過去問・問題演習・答案練習を回せるかを見ます。 過去問重視診断士ゼミナール
反復学習スタディング
添削演習アガルート
最後は「演習を続けられる講座」を選ぶのが失敗しにくいです。

中小企業診断士講座おすすめ主要予備校の特徴を紹介

ここからは、中小企業診断士講座の主要4社を詳しく紹介します。ランキングは、初学者が働きながら合格を目指す前提で、料金、継続しやすさ、1次・2次対策、サポートのバランスを重視しています。

結論としては、1位は診断士ゼミナールです。理由は、価格が比較的安く、教材が一通りそろっており、3年間受講延長無料制度があるためです。中小企業診断士試験は長期戦になりやすいので、最初から複数年も見据えられる講座は強いです。

おすすめ中小企業診断士講座・予備校比較表
左右にスクロールして比較できます
予備校 合格実績・合格率 学習形式 料金目安 コース・料金詳細 強いところ 弱いところ 向いている人 講評 総合評価 公式サイト
診断士
ゼミナール
2025年度 1次合格率64.3%
2次合格率41.7%
Web通信中心 2026+2027年度講座
48,200円〜
1次2次プレミアムフルコースなど。1次・2次をまとめて対策しやすく、費用も抑えやすいタイプです。 価格が安く、1次・2次まで一通り学びやすい。長期で受講しやすく、コスパ重視の人に強いです。 通信講座なので、学習ペースを自分で作れない人は途中で止まりやすいです。 費用を抑えたい人/通信でコツコツ進めたい人/1次・2次をまとめて対策したい人 コスパ重視ならかなり有力です。価格・実績・受講しやすさのバランスが良く、初学者でも選びやすい講座です。 10/10 公式
アガルート 令和7年度 1次合格率52.17%
2次合格率44.44%
Web通信中心 10万円台〜20万円台中心 入門カリキュラム、ライト、フル、2次試験対策パックなど。添削あり・なしで選びやすい構成です。 合格率が高く、2次試験の添削・質問サポートも使いやすい。本格的に合格を狙う人に向きます。 低価格講座と比べると受講料は高め。サポートを使わない人にはやや重く感じる可能性があります。 本気で一発合格を狙いたい人/添削を受けたい人/独学に不安がある人 サポート込みで選ぶならかなり強いです。特に2次試験の答案対策まで見据える人には有力な候補です。 10/10 公式
スタディング 合格者の声・合格実績を公式掲載 スマホ・PC中心 1次2次合格コース
48,400円〜74,800円
ミニマム48,400円、スタンダード59,400円、パーフェクト74,800円。スマホ学習と復習機能に強いです。 スキマ時間で回しやすく、忙しい社会人でも学習を止めにくい。価格も比較的抑えやすいです。 動画視聴中心で満足しやすく、2次試験の答案練習を固定しないと伸びにくいです。 机に座る時間が少ない人/スマホで学びたい人/まず学習習慣を作りたい人 忙しい社会人の現実解です。通勤・昼休みなどの細切れ時間を積み上げられる人ほど相性が出ます。 9/10 公式
TAC 大手予備校として合格者の声・合格実績を掲載 通学/Web通信/オンラインライブ/ビデオブース コースにより幅あり
大手校価格帯
1・2次ストレート本科生、1次本科生、上級本科生、2次本科生など。初学者から経験者まで対応しています。 カリキュラムが体系的で、通学・通信・模試・答練までそろっています。王道で進めたい人に強いです。 通信専業の低価格講座と比べると費用は高め。講義量が多く、復習時間の確保が必要です。 大手予備校で安心して進めたい人/通学も検討したい人/答練・模試を重視する人 王道の受験校で進めたいならTACは有力です。独学寄りでは不安な人や、校舎利用もしたい人に合います。 9/10 公式
資格の
大原
大手資格予備校として講師・教材・サポート体制を掲載 Web通信中心 パススル1次・2次
74,800円
パススル中小企業診断士(1次・2次)、1次、2次、1次科目別など。必要な範囲に合わせて選びやすいです。 大原ブランドの安心感があり、価格も比較的わかりやすい。1次・2次をまとめて学べる構成です。 通学型の大原をイメージすると、診断士講座はWeb通信中心のため印象が違う可能性があります。 大手の安心感がほしい人/Web通信で学びたい人/1次・2次をシンプルに対策したい人 大手予備校の安心感と、Web通信の手軽さを両立したい人向けです。価格も比較的見やすい講座です。 8/10 公式
LEC 大手資格予備校として各種コース・合格者向け制度を掲載 Web通信/通学系講座 コースにより幅あり 1次2次プレミアム系、2次上級合格コンパクトコースなど。初学者・経験者向けに分かれています。 コースの種類が多く、初学者から2次対策のみの人まで選びやすい。部分的な受講にも使いやすいです。 講座数が多いため、最初に全体設計を決めないとコース選びで迷いやすいです。 必要な講座を選びたい人/2次対策を追加したい人/大手校の教材で進めたい人 科目・段階ごとに講座を選びたい人に向きます。自分の弱点が明確な人ほど使いやすい講座です。 8/10 公式
クレアール 1次・2次対策コース、1次科目選択コースを公式掲載 Web通信中心 1次7科目選択
一般価格130,000円
1次合格パーフェクトコースは1科目〜7科目で選択可能。1科目選択は一般価格40,000円です。 科目選択がしやすく、必要な科目だけ受けやすい。通信で効率よく進めたい人に合います。 コースによって対象年度や内容が分かれるため、受講前に自分の受験年度を確認する必要があります。 苦手科目を補強したい人/1次試験対策を中心に進めたい人/通信で自走できる人 1次試験の科目補強に使いやすい講座です。全体受講よりも、弱点補強で検討するとハマりやすいです。 8/10 公式
ユーキャン 通信教育大手として講座情報を掲載 通信講座中心 7万円台目安 中小企業診断士講座として、テキスト学習を中心に進める通信講座。初学者でも始めやすい設計です。 通信教育大手の安心感があり、教材中心でマイペースに学びやすい。価格も比較的抑えやすいです。 スマホ完結型や添削特化型と比べると、学習管理・2次対策の手厚さは確認が必要です。 紙教材中心で学びたい人/マイペースに進めたい人/大手通信教育の安心感を重視する人 派手さはありませんが、通信教育として始めやすい講座です。自分で計画を立てて進められる人向けです。 7/10 公式
※料金は代表例です。割引価格・キャンペーン・コース内容は時期により変わるため、最新情報は各公式サイトで確認してください。※フォーサイトの中小企業診断士講座は販売停止情報があるため、今回は比較対象から外しています。

1)診断士ゼミナール:コスパに強み。長期戦でも続けやすい現実解。

診断士ゼミナール:コスパに強み。長期戦でも続けやすい現実解。

診断士ゼミナールの中小企業診断士講座は、「費用を抑えながら、1次・2次まで必要な教材をそろえやすい」ことに強みがあります。

料金は、2026+2027年度講座で48,200円〜と、診断士講座の中ではかなり始めやすい価格帯です。

さらに、公式サイトでは2025年度の実績として、一次試験合格者403名、一次試験合格率64.3%、二次試験合格者168名、二次試験合格率41.7%が掲載されています。ただし、この数字は公式調査に回答した626名をもとにした実績である点は押さえておきたいところです。

>>診断士ゼミナール公式サイトへ

教材面では、図やイラストを多用したフルカラーテキスト、アニメーションを使った映像講義、詳しい解説付きの過去問題集7年分が用意されています。診断士試験は抽象的な理論科目も多いため、文字だけで理解しにくい人にとって、図解・アニメーション型の講義は相性が良いです。

さらに、全教材はスマホやタブレットでも視聴できるため、通勤時間や休憩時間に講義を進めやすい設計です。スタディングほど「スマホ完結型」に振り切った講座ではありませんが、低価格ながらスキマ時間学習にも対応している点は、社会人受験生にとって大きなメリットです。

  • 価格がかなり抑えられている: 2026+2027年度講座は48,200円〜で、初期費用を抑えて始めやすい
  • 教材がわかりやすい: フルカラーテキストとアニメーション講義で、難しい論点を視覚的に理解しやすい
  • 過去問演習まで進めやすい: 詳しい解説付きの過去問題集7年分があり、1次試験対策を回しやすい
  • 長期戦に強い: 1年分の料金で最新講座を3年間受講できる「3年間受講延長無料制度」がある
  • サポートもある: メール質問は24時間365日受付、回数無制限とされています

診断士ゼミナールが合う人

  • 費用を抑えて中小企業診断士講座を始めたい
  • 独学だとテキストを読み切れずに止まりやすい
  • 図解やアニメーションで理解したい
  • 1年合格だけでなく、2〜3年計画も視野に入れている
  • 過去問中心で効率よく合格点を狙いたい

診断士ゼミナールが合わない人

  • 通学して強制的に勉強時間を作りたい
  • 講師に直接相談しながら進めたい
  • 手厚い個別管理や学習スケジュール管理まで求めたい
  • ブランド力や校舎サポートを重視したい
  • 2次試験の答案添削を大量に受けたい

勝てる使い方(重要)
診断士ゼミナールを選ぶなら、あなたは早い段階で「過去問を回す日」を固定してください。

診断士ゼミナールは、講義やテキストで全体像をつかみやすい講座です。ただし、中小企業診断士試験は、講義を見ただけでは点数に直結しません。特に1次試験は、過去問を解いて「どの論点が、どの聞かれ方をするのか」を体に入れることが重要です。

おすすめは、平日は講義とテキストでインプットし、週末に過去問をまとめて解く形です。診断士ゼミナールは価格が安いぶん、浮いた費用を模試や2次対策の追加教材に回すこともできます。

つまり、診断士ゼミナールは「安いだけの講座」ではなく、低価格で1次試験の土台を作り、長期戦でも撤退しにくい現実的な講座です。費用を抑えつつ、中小企業診断士試験に本気で挑みたい人には、かなり相性の良い選択肢になります。

コスパ重視
料金目安
2万円台〜5万円台
料金事例
1次2次試験プレミアムフルコース:59,780円
1次試験コース:51,200円
2次試験コース:27,280円
低価格で1次・2次対策まで始めやすい
コスパ重視の診断士講座
診断士ゼミナール

1次・2次対策まで低価格で始めやすく、27,280円〜で受講可能。まずは公式サイトで最新のコース内容をチェック。

公式サイトを見る 27,280円〜・コスパ重視
診断士ゼミナール 中小企業診断士講座の詳細情報
運営会社
株式会社レボ
中小企業診断士試験に特化した通信講座
診断士ゼミナールを運営
受講形態
通信講座・オンライン学習型。
スマホ・PCで受講できます。
代表講座
1次2次試験プレミアムフルコース
1次試験コース
2次試験コース
料金例①
1次2次試験プレミアムフルコース
通常価格:59,780円
割引価格:56,780円
1次7科目・2次4事例までまとめて対策できます。
料金例②
1次試験コース
通常価格:51,200円
割引価格:48,200円
1次試験7科目を中心に対策できます。
料金例③
2次試験コース
価格:27,280円
2次試験の4事例に絞って対策できます。
教材内容
図やイラストを使ったテキスト。
映像講義で重要論点を理解しやすい構成。
1次試験は過去問演習まで進めやすい内容です。
特徴
低価格で1次・2次対策まで始めやすい構成。
3年間受講延長無料制度あり。
合格お祝い金制度も用意されています。
質問制度
メール質問は24時間365日受付。
回数無制限で質問できるため、独学で詰まりやすい人にも使いやすい制度です。

※料金は税込です。キャンペーン・割引・制度の適用条件は、必ず公式ページでご確認ください。

2)アガルート:2次試験対策まで本気で固めたい人向け

アガルートは、費用よりも講義品質や2次試験対策を重視したい人におすすめです。

中小企業診断士試験では、1次試験の知識を覚えるだけでなく、2次試験で答案を作る力が必要になります。ここに不安がある人は、添削や答案指導を含めて講座を選んだほうが安心です。

アガルート中小企業診断士講座の特徴

アガルートは、1次試験と2次試験を同時にインプットできる講座設計が特徴です。

公式ページでは、各科目のプロがテキスト作成から講義収録まで担当しており、動画を短く区切ってスキマ時間でも学習しやすいと案内されています。また、インプット後は2次試験の各事例の勉強方法、過去9年分の過去問、模擬試験、添削指導などを積み重ねるカリキュラムになっています。

中小企業診断士試験は、2次試験で苦戦する人が多いです。アガルートは、ここを最初から意識して学びたい人に向いています。

確かな合格実績 令和7年度合格実績が高い!

アガルートの中小企業診断士講座は、合格実績の高さも大きな魅力です。

公式サイトでは、令和7年度の1次試験合格率は52.17%、2次試験合格率は44.44%と公表されています。これは、全国平均と比較しても高い水準で、1次試験は全科目受験者の合格率23.66%に対して約2.21倍、2次試験は全科目受験者の合格率17.60%に対して約2.52倍の合格率です。

中小企業診断士試験は、1次試験の科目数が多く、さらに2次試験では記述式の答案作成力も求められるため、独学だけでは対策が難しい試験です。その点、アガルートは1次試験対策だけでなく、2次試験の過去問演習や添削指導まで含めて学習できるため、合格に必要な力を段階的に伸ばしやすい講座といえます。

特に、2次試験対策までしっかり見据えて講座を選びたい方や、独学での答案作成に不安がある方にとって、アガルートは有力な選択肢になるでしょう。

>>アガルート中小企業診断士講座・公式サイトを見る

アガルート中小企業診断士講座が向いている人

アガルートが向いているのは、1年合格を本気で狙いたい人、2次試験の答案作成に不安がある人、独学で過去に挫折した人です。

特に、2次試験の勉強方法がわからない人には相性がよいです。2次試験は、問題を解けば自然に伸びるというより、設問解釈、与件文の読み方、答案の組み立て方を学ぶ必要があります。

アガルートは料金がやや高めになりやすいですが、「高くてもいいから2次試験まで見てもらいたい」という人には候補になります。

アガルート中小企業診断士講座のメリット

アガルートのメリットは、2次試験まで見据えて学びやすい点です。

2次試験では、自分の答案がどこでズレているのか、自分だけでは判断しにくいことがあります。講義を聞くだけでなく、過去問、模試、添削を通じて答案を改善できる講座は、最終合格を目指すうえで心強いです。

また、公式ページでは、短答セルフチェックWebテストや過去問演習サービス、バーチャル校舎など、オンラインで学びやすい機能も紹介されています。

アガルート中小企業診断士講座の注意点

アガルートは、診断士ゼミナールやスタディングと比べると料金が高くなりやすいです。

そのため、まずは低予算で始めたい人にはやや重く感じるかもしれません。講座に申し込む前に、どこまでサポートが必要なのかを整理しておくことが大切です。

もし「まずは低価格で全体像をつかみたい」という段階なら、診断士ゼミナールやスタディングから検討してもよいでしょう。逆に、「2次試験で何度も落ちたくない」「答案を見てもらいたい」という人は、アガルートを優先的に比較する価値があります。

アガルート中小企業診断士講座の料金と受講スタイル

アガルートは通信講座として受講できます。

2027年合格目標の講座では、1次試験・2次試験対策入門カリキュラム、1次試験対策入門パック、2次試験対策パックなどが用意されています。講座内容や価格はコースによって変わるため、1次・2次をまとめて受けるのか、2次試験だけ追加するのかを確認して選びましょう。

アガルート中小企業診断士講座をおすすめできる人

アガルートは、2次試験対策を重視する人、本気で短期合格を狙う人、答案添削や指導を受けたい人におすすめです。

特に、診断士ゼミナールやスタディングのような低価格講座では不安が残る人にとって、アガルートは手厚さで選びやすい講座です。

合格実績・添削重視
料金目安
5万円台〜19万円台
料金事例
1次・2次対策中上級カリキュラム/フル:196,020円
1次・2次対策中上級カリキュラム/ライト:97,020円
1次試験対策中上級パック:54,252円
2次試験対策パック 添削あり:195,800円
添削・合格実績を重視したい人向け
2次試験対策まで重視する人向け おすすめ
アガルート 中小企業診断士講座

1次試験だけでなく、独学では差がつきやすい2次試験の答案作成・添削対策まで見据えて学べる講座です。 「費用よりも、合格に必要なサポートを重視したい」という人は確認しておきたい講座です。

2次対策に強い 添削サポート オンライン完結
公式サイトで講座内容を確認する 料金・カリキュラム・サポート内容を見る

アガルート 中小企業診断士講座の詳細情報
運営会社
株式会社アガルート
オンライン資格予備校「アガルートアカデミー」を運営
難関資格対策に強い通信講座です。
受講形態
通信講座・オンライン学習型。
スマホ・PC・タブレットで受講できます。
講義視聴から質問、添削までオンラインで進めやすい講座です。
代表講座
1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム フル
1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム ライト
1次試験対策中上級パック
2次試験対策パック
料金例①
1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム フル
価格:217,800円
1次・2次対策に加え、2次試験対策の添削やアウトプットまで重視したい人向けのコースです。
料金例②
1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム ライト
価格:107,800円
インプット中心に1次・2次をまとめて対策したい人向けのコースです。
料金例③
1次試験対策中上級パック
価格:60,280円
1次試験対策を中心に、知識の補強や過去問演習を進めたい人向けです。
教材内容
オンライン講義・テキスト・過去問演習・模擬試験などで構成。
1次試験対策だけでなく、2次試験の事例対策や答案作成の練習にも対応しています。
フルカリキュラムでは、2次試験対策の添削指導も活用できます。
特徴
2次試験対策・添削サポートに強い講座。
フルカリキュラムでは全36回の添削指導を受けられます。
独学で答案作成に不安がある人や、本気で合格を狙いたい人に向いています。
質問制度
オンライン質問サービス「KIKERUKUN」に対応。
疑問点をオンラインで質問でき、講師や有資格者から回答を受けられます。
対象講座や利用条件はコースにより異なるため、申込前に確認しておきましょう。

※料金は税込です。キャンペーン・割引・コース内容・添削回数・質問制度の適用条件は、必ず公式ページでご確認ください。

3)スタディング:忙しい人のスマホ学習に強い

スタディングは、まとまった勉強時間を取りにくい社会人向けに作られた中小企業診断士講座です。

中小企業診断士試験は、1次試験だけでも7科目あります。企業経営理論、財務・会計、運営管理、経済学、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策まで範囲が広く、最初から完璧に理解しようとすると途中で止まりやすい試験です。

スタディングの強みは、この広い試験範囲を「毎日少しずつ進める形」に落とし込みやすいところです。

講義をスマホで見て、問題を解いて、復習する。この流れを通勤時間や昼休み、寝る前の短い時間に入れやすいので、机に向かう時間が少ない人でも学習を途切れさせにくいです。

料金も比較的わかりやすく、2026年度対応の1次2次合格コースは、ミニマム48,400円、スタンダード59,400円、パーフェクト74,800円です。

ただし、選ぶなら基本はスタンダード以上を見た方が安心です。

ミニマムは価格を抑えやすい一方で、1次試験の問題集や過去問が含まれないため、初学者がこれだけで進めるにはやや割り切りが必要です。スタンダードになると、スマート問題集、過去問セレクト講座、1次試験年度別過去問題集などが入るため、インプットとアウトプットをセットで回しやすくなります。

さらに、パーフェクトでは直前対策講座、合格模試、AI添削などが加わります。特に2次試験では、事例文を読んで答案を書く力が必要になるため、AI添削まで使いたい人はパーフェクトを検討しやすいです。

スタディングの強み

1次7科目を細かく進めやすい:広い試験範囲をスマホで少しずつ消化できる

料金が比較的わかりやすい:2026年度対応の1次2次合格コースは48,400円〜74,800円

アウトプットまで回しやすい:スタンダード以上ならスマート問題集や過去問系の教材が使える

2次対策にも対応している:2次合格メソッド講座、2次事例Ⅳ演習講座、2次基礎講座、2次試験過去問題集が含まれる

パーフェクトならAI添削も使える:2次試験の答案練習まで見据えたい人に向いている

スタディングが合う人

仕事が忙しく、毎日まとまった勉強時間を取りにくい人

通勤時間やスキマ時間を使って1次試験の知識を積み上げたい人

机に座る勉強より、スマホでこまめに進める方が続く人

講義を見るだけでなく、問題演習までアプリ上で回したい人

費用を抑えつつ、1次・2次をまとめて対策したい人

スタディングが合わない人

紙の教材に書き込みながらじっくり勉強したい人

講師やスタッフに細かく相談しながら進めたい人

スマホ学習だと集中力が続かない人

2次試験の答案を人に添削してもらいたい人

自分で演習日を決めないと、講義視聴だけで満足してしまう人

勝てる使い方(重要)

スタディングを使うなら、1次対策は毎日少しずつ進めて、2次対策は週末にまとめて時間を取る形がおすすめです。

平日はスマホで講義と問題演習を回し、土日どちらかで事例問題を解く時間を固定します。

中小企業診断士試験は、1次試験の知識を覚えるだけでは終わりません。最終的には、2次試験で事例企業の状況を読み取り、設問に合わせて答案を書く必要があります。

だからスタディングを選ぶなら、「平日は1次、週末は2次」という形で役割を分けると強いです。スマホ学習の手軽さを活かしつつ、答案練習の時間も確保できるため、講義を見ただけで終わる失敗を防ぎやすくなります。

4)資格の大原:大手予備校の安心感で堅実に進めたい人向け

資格の大原は、大手予備校の安心感を重視したい人におすすめです。

資格試験対策で知名度があり、通信講座でも体系的に学びやすいのが特徴です。独学や低価格講座だけでは不安な人にとって、候補に入れやすい講座です。

資格の大原中小企業診断士講座の特徴

資格の大原は、大手予備校らしい体系的なカリキュラムが特徴です。

2026年受験対策の「パススル 中小企業診断士(1次・2次)」は、1次基本対策、1次直前対策、2次対策をセットにしたWeb通信講座として案内されています。一般価格は74,800円(税込)で、初学者・学習経験者を対象としたコースです。

また、資格の大原のパススル講座は、スマートフォンやタブレットなどのデバイスで学習でき、1動画約5分のコンパクトな講義、デジタルテキスト、Web問題集、学習スケジュール設定、個人カルテなどの機能が紹介されています。

資格の大原中小企業診断士講座が向いている人

資格の大原が向いているのは、大手予備校の教材で安心して学びたい人、独学では不安な人、通信でも予備校らしいカリキュラムを使いたい人です。

中小企業診断士試験は範囲が広いため、何から始めればよいかわからなくなることがあります。大原のような大手講座は、学習ルートが見えやすい点が強みです。

資格の大原中小企業診断士講座のメリット

資格の大原のメリットは、信頼感と学習の進めやすさです。

1次基本対策、1次直前対策、2次対策までセットになっているため、1次試験だけでなく2次試験も意識して進められます。さらに、質問対応、個人カルテ、学習スケジュール設定、添削指導などのフォロー制度も案内されています。

大手予備校の安心感を持ちつつ、スマホやWeb通信で効率的に学びたい人には、かなり使いやすい講座です。

資格の大原中小企業診断士講座の注意点

資格の大原は安心感がありますが、コスパだけで見ると診断士ゼミナールのほうが魅力的に感じる人もいます。

また、スマホ学習の手軽さだけを重視するなら、スタディングのほうが合う場合もあります。大原はバランス型なので、「とにかく安く」「とにかく添削重視」「とにかくスマホ特化」のように尖ったニーズがある人は、他社と比較して選ぶのがおすすめです。

資格の大原中小企業診断士講座の料金と受講スタイル

資格の大原の「パススル 中小企業診断士(1次・2次)」は、Web通信で一般価格74,800円(税込)と案内されています。大原グループの講座に初めて申し込む場合は、受講料のほかに入学金6,000円(税込)が必要とされています。

通信講座としてスマホ・タブレットで学習しやすいため、大手予備校に通う時間が取れない人でも検討しやすいです。

資格の大原中小企業診断士講座をおすすめできる人

資格の大原は、大手予備校の安心感を重視する人、体系的に学びたい人、独学や低価格講座だけでは不安な人におすすめです。

診断士ゼミナールのコスパ、アガルートの2次試験対策、スタディングのスマホ学習と比べると、大原は「バランスのよい大手講座」という位置づけです。

おすすめ中小企業診断士講座・予備校比較表

おすすめ中小企業診断士講座・予備校比較表 プレビュー
おすすめ中小企業診断士講座・予備校比較表
スクロールできます
比較項目
診断士ゼミナール
コスパに強い通信講座
アガルート
2次試験対策まで厚い
スタディング
スマホ学習に強い
資格の大原
Web通信で効率よく学べる
TAC
王道の受験指導校
総合評価 10/10 9/10 9/10 8/10 8/10
合格実績・合格率 2025年度 1次試験合格率64.3%
2次試験合格率41.7%
全国平均に比べて「2倍」合格しやすい講座と公式掲載 2023年合格者247名と公式掲載 1次・2次対策をセットにしたWeb通信講座を展開 2025年度1次試験 TAC本科生カリキュラム修了者合格率55.8%
学習形式 Web通信中心 オンライン講義/添削/質問サポート スマホ・PC中心 Web通信 通学/Web通信/オンラインライブ
料金目安 2026+2027年度講座
48,200円〜
入門カリキュラム ライト
97,020円(税込)
入門カリキュラム フル
196,020円(税込)
集中速習スタンダード
44,800円〜
集中速習パーフェクト
54,800円〜
通常パーフェクト
74,800円
パススル中小企業診断士
1次・2次
74,800円(税込)
1次本科生 通常受講料
260,000円前後
※入会金別途
強いところ 価格を抑えながら、1次・2次まで広く対策しやすい。長期戦でも続けやすい現実解です。 2次試験対策、添削、フォロー制度まで含めて本気度が高い。事例問題に不安がある人に向きます。 スマホで講義・問題演習・復習を回しやすく、忙しい社会人でも学習を止めにくい。低価格帯も魅力です。 大原ブランドながら、Web通信で比較的コンパクトに学べる。1次・2次を一通り押さえたい人に使いやすいです。 カリキュラム・教材・模試・校舎展開の安心感があります。王道で進めたい人には候補になります。
弱いところ 通信中心なので、学習ペースを自分で管理できないと途中で止まりやすいです。 安さ重視の通信講座より価格は高めです。添削やサポートを使い倒す前提で選びたい講座です。 スマホ学習だけで満足しやすく、まとまった演習時間を確保しないと2次対策が薄くなりやすいです。 通学で手厚く管理されたい人にはやや物足りない可能性があります。自走力は必要です。 料金は高めになりやすく、忙しい社会人は講義消化と復習時間の確保が課題になりやすいです。
向いている人 費用を抑えたい人/通信でコツコツ進められる人/長期戦で合格を狙いたい人 2次試験対策まで本気で固めたい人/添削を受けたい人/独学に不安がある人 忙しい社会人/スキマ時間で進めたい人/まず学習習慣を作りたい人 大原ブランドを比較的低価格で使いたい人/Web通信で一通り学びたい人 王道校で進めたい人/通学やライブ講義も検討したい人/教材・模試を重視する人
講評 コスパと実績のバランスで選びやすい講座です。費用を抑えながら1次・2次をまとめて進めたいなら、最初に比較したい候補です。 2次試験まで本気で対策したい人に向きます。特に事例問題に不安がある人は、添削やフォローを活用する価値があります。 継続のしやすさが最大の武器です。机に座る時間が少ない人ほど、スマホ学習のメリットを感じやすいです。 大原の安心感とWeb通信の手軽さを両立したい人向けです。初学者が一通り学ぶ入口として使いやすいです。 王道の受験校で安心して進めたい人に合います。料金は高めですが、教材・模試・講義体制を重視するなら候補になります。
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※料金・実績は代表例です。受講形態・開講時期・キャンペーン・割引制度によって変わるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

最終ジャッジ:あなたはどれを選ぶべきか(ここで決めていい)

中小企業診断士講座は、どれが絶対に正解というより、自分の生活と受験計画に合うかで選ぶべきです。

料金、サポート、スマホ学習、2次試験対策のどれを重視するかで、選ぶべき講座は変わります。ここでは、迷ったときに決めやすいように、目的別に整理します。

コスパ重視で長期戦も見据える人 → 診断士ゼミナール

費用を抑えながら、1次試験と2次試験をまとめて対策したい人は、診断士ゼミナールが第一候補です。

特に、1年合格だけでなく2年計画・3年計画も見据えたい人には相性がよいです。1年分の料金で最新講座を3年間受講できる制度があるため、仕事と両立しながら挑戦する人にとって安心感があります。

2次試験の答案作成まで手厚く見てほしい人 → アガルート

2次試験の答案作成に不安がある人、添削や指導を重視したい人は、アガルートが候補になります。

料金は高めですが、1次試験と2次試験を同時にインプットし、過去問、模擬試験、添削指導まで積み重ねられるカリキュラムは、2次試験に不安がある人に向いています。

忙しくて机に座れない人・まず習慣化したい人 → スタディング

通勤時間やスキマ時間を活用したい人は、スタディングが向いています。

スマホで学習を進めやすいため、忙しい社会人でも勉強を習慣化しやすいです。低価格帯から始められる点も魅力です。

大手予備校の安心感で選びたい人 → 資格の大原

独学や低価格講座だけでは不安な人は、資格の大原が候補になります。

1次基本対策、1次直前対策、2次対策までセットになっており、Web通信で体系的に進めやすい講座です。大手予備校の安心感を重視する人に向いています。

おすすめ中小企業診断士講座・予備校比較表

中小企業診断士講座は、料金・サポート・教材・2次試験対策の違いを一覧で見ると選びやすくなります。ここでは、主要4社を比較表で整理します。

講座 おすすめ度 料金目安 特徴 向いている人 注意点
診断士ゼミナール ★★★★★ 48,200円〜 低価格・フルカラー教材・3年間受講延長無料制度が強み 費用を抑えて長く学びたい人 通学型ではないため自己管理は必要
アガルート ★★★★☆ コースにより幅あり 2次試験対策・添削・答案作成まで重視しやすい 短期合格を本気で狙う人 料金はやや高めになりやすい
スタディング ★★★★☆ 48,400円〜 スマホ学習に強く、スキマ時間で進めやすい 忙しい社会人・通勤学習したい人 添削重視の人は物足りない可能性
資格の大原 ★★★☆☆ 74,800円 大手予備校の安心感と体系的カリキュラム 大手で堅実に学びたい人 コスパだけなら他講座も比較したい

中小企業診断士講座でよくある質問・FAQ

中小企業診断士講座を選ぶときは、料金や評判だけでなく、独学との違い、通信講座で合格できるか、2次試験対策をどうするかも気になるところです。最後に、受講前によくある疑問を整理します。

Q1. 診断士ゼミナール・アガルート・スタディング・資格の大原、結局どれが自分に合う?

コスパと長期的な続けやすさを重視するなら診断士ゼミナール、2次試験対策を重視するならアガルート、スマホ学習を重視するならスタディング、大手予備校の安心感を重視するなら資格の大原が向いています。

迷ったら、まず診断士ゼミナールを基準にして、自分に足りないものが「添削」なのか「スマホ学習」なのか「大手の安心感」なのかで比較すると選びやすいです。

Q2. 中小企業診断士講座は通信でも合格できますか?

通信講座でも合格は目指せます。

中小企業診断士試験は、1次試験のインプットと問題演習、2次試験の答案練習をどれだけ継続できるかが重要です。通信講座でも、学習計画を立てて演習を回せる人なら十分に合格を狙えます。

むしろ、働きながら勉強する社会人にとっては、校舎に通う時間が不要な通信講座のほうが続けやすいこともあります。

Q3. 中小企業診断士講座は独学とどちらがよいですか?

すでに経営・財務・会計・法務・情報システムなどの基礎知識がある人は、独学でも進めやすいです。

ただし、初学者や忙しい社会人は、講座を使ったほうが効率的です。試験範囲が広いため、どこを重点的に学ぶべきかを講座で整理したほうが、遠回りしにくくなります。

特に2次試験は、答案作成の型をつかむまでに時間がかかります。独学で進める場合でも、2次試験対策だけ講座を使う選択肢はあります。

Q4. 初学者におすすめの中小企業診断士講座はどれですか?

初学者には、診断士ゼミナールがおすすめです。

費用を抑えながら1次試験と2次試験をまとめて学びやすく、複数年受験も見据えやすいからです。スマホ中心で学びたい人はスタディング、2次試験の答案作成まで手厚く見てほしい人はアガルートも候補になります。

Q5. 2次試験対策に強い講座はどれですか?

2次試験対策を重視するなら、アガルートが候補になります。

2次試験は記述式で、独学では自分の答案の良し悪しを判断しにくいです。答案添削や解答プロセスを重視したい人は、アガルートのような講座を検討するとよいでしょう。

ただし、費用を抑えて1次・2次をまとめて学びたい場合は、診断士ゼミナールも候補になります。

Q6. 忙しい社会人におすすめの講座はどれですか?

忙しい社会人には、診断士ゼミナールかスタディングがおすすめです。

診断士ゼミナールは長期的に学びやすく、スタディングはスマホ学習に強いです。平日に机に向かう時間が少ない人はスタディング、休日にじっくり学べる人は診断士ゼミナールが合いやすいです。

Q7. 安い中小企業診断士講座でも合格できますか?

安い講座でも、カリキュラムがしっかりしていれば合格は目指せます。

ただし、料金だけで選ぶのは危険です。1次試験だけでなく、2次試験まで学べるか、演習を続けやすいか、受講期間に余裕があるかを確認しましょう。

安さだけで見るならスタディングや診断士ゼミナールが候補になりますが、複数年受験まで見据えるなら、3年間受講延長無料制度がある診断士ゼミナールは特に検討しやすいです。

Q8. 中小企業診断士講座はいつから始めるべきですか?

できるだけ早く始めるのがおすすめです。

1次試験は7科目あり、直前期だけで全科目を仕上げるのは難しいです。初学者は、早めに講義を一周し、直前期は過去問演習と復習に時間を使える状態を作るとよいでしょう。

特に財務・会計や経済学に苦手意識がある人は、早めに着手したほうが安心です。

Q9. 途中で挫折しそうな人はどの講座を選ぶべきですか?

途中で挫折しそうな人は、長く使いやすい診断士ゼミナールか、スマホで習慣化しやすいスタディングが向いています。

1人で答案作成まで進めるのが不安な人は、アガルートのようにサポートを重視できる講座も候補になります。

大切なのは、自分が挫折しやすい原因を先に把握することです。時間がないならスマホ学習、費用が不安なら低価格講座、2次試験が不安なら添削付き講座を選びましょう。

Q10. 中小企業診断士講座で迷ったら最終的にどれを選べばよいですか?

迷ったら、まず診断士ゼミナールを検討するのがおすすめです。

中小企業診断士試験は学習範囲が広く、仕事と両立しながら進めるには、費用・受講期間・教材のわかりやすさのバランスが重要です。診断士ゼミナールは、コスパと続けやすさの面で初学者にも選びやすい講座です。

そのうえで、2次試験対策をより手厚くしたいならアガルート、スマホ中心で学びたいならスタディング、大手予備校の安心感を重視するなら資格の大原を比較すると選びやすいです。

参考リンク

料金・制度・試験日程は変更される可能性があります。公開前には、各公式サイトで最新情報を確認してください。

  • 中小企業庁:令和8年度の中小企業診断士試験について
  • 診断士ゼミナール:中小企業診断士通信講座
  • 診断士ゼミナール:3年間受講延長無料制度・合格お祝い金制度
  • アガルート:中小企業診断士試験対策講座
  • スタディング:中小企業診断士 コース一覧
  • 資格の大原:パススル 中小企業診断士(1次・2次)

著者情報

早川覚
早川覚公認会計士・Context会計事務所代表
公認会計士、Context会計事務所・株式会社ContextJapan代表として、会計ソフト導入支援、コンサルを行っている。その他、法人化、バックオフィス整備等、経営者の裏方業務を専門としている。