
毎年の決算業務・確定申告でお悩みはありませんか?
事業経営者、フリーランスとして活動されている方にとって、経理や確定申告は避けて通れない業務ですよね。
しかし、その煩雑さや手間に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが「マネーフォワードクラウド」です。
この記事では、マネーフォワードクラウドがどのようなサービスなのか、その特徴や評判について詳しく解説いたします。
経理業務を効率化し、本業に集中したいとお考えの経営者・経理担当者・フリーランスの方々の会計ソフト選びの参考になれば幸いです。
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この記事でわかること
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1
マネーフォワードクラウド会計の詳しい特徴・どんな人におすすめなのか
2
マネーフォワードクラウド会計を実際に利用している人の口コミ・評判
3
マネーフォワードクラウド会計の詳しい料金・維持費
- 1. マネーフォワードクラウドとは?
- 1.1. マネーフォワードの基本情報
- 1.2. マネーフォワードクラウドの特徴とメリットを解説
- 1.2.1. 特徴①:自動仕訳とAI学習機能
- 1.2.2. 特徴②:AI-OCR仕訳入力
- 1.2.3. 特徴③:充実したレポート機能
- 1.2.4. 特徴④:様々なサービスとの連携
- 1.2.5. 特徴⑤:高度なセキュリティとプライバシー保護
- 1.2.6. 特徴⑥:初心者でも使いやすい操作性
- 1.2.7. 特徴⑦:充実したサポート体制
- 1.3. マネーフォワードクラウド会計がおすすめの人は?
- 2. マネーフォワードクラウドの料金の詳細
- 2.1. 個人事業主向けプラン
- 2.1.1. パーソナルミニ:月額900円~、必要最低限の機能
- 2.1.2. パーソナル:月額1,280円~、消費税申告書作成も可能
- 2.1.3. パーソナルプラス:月額2,980円~、電話サポートあり
- 2.1.4. 個人事業主向けプラン選択のポイント
- 2.2. 法人向けプラン
- 2.2.1. スモールビジネスプラン:月額2,980円~、利用者は3名まで
- 2.2.2. ビジネスプラン:月額4,980円~、部門会計にも対応
- 3. マネーフォワードクラウドの評判と口コミ
- 3.1. 良い口コミ:公式サイトからの口コミ
- 3.2. 良い口コミ:SNSからの口コミ
- 3.2.1. 10年利用して満足
- 3.2.2. 二段階認証対応時の口コミ
- 3.2.3. 処理速度に強み
- 3.2.4. わかりやすさに強み 簿記の知識がある人にはよりおすすめ
- 3.3. その他ネットからの良い口コミ
- 3.3.1. 経理の手間が大きく削減されました
- 3.3.2. インボイス対応がスムーズで助かる
- 3.3.3. 他サービスとの連携がスムーズ
- 3.4. 悪い評判口コミ:SNSの口コミ
- 3.4.1. 新規開業プランに不満
- 3.4.2. 使いやすさに疑問
- 3.5. その他、ネットからの悪い口コミ
- 3.5.1. 価格がネックになる場面も
- 3.5.2. 細かい設定がやや扱いづらい
- 3.5.3. インターフェースの改善に期待
- 3.6. 口コミまとめ
- 4. 注意点とコスト管理
- 4.1. インターネット環境について
- 4.2. 毎月のコスト管理
- 5. 他社製品との比較(マネーフォワード クラウド会計、freee会計、弥生会計 オンラインを比較)
- 5.1. 比較表:主要クラウド会計ソフトの概要
- 5.2. 各ソフトの詳細と特徴
- 5.3. 選択のポイント
- 6. マネーフォワードクラウド会計に関するQ&A よくある質問
- 7. まとめ
マネーフォワードクラウドとは?

マネーフォワードクラウドとは、株式会社マネーフォワードが提供しているクラウド型会計ソフトです。
個人事業主はもちろんのこと、中小企業、大企業まで対応しています。
銀行やクレジットカードと連携することで、自動仕訳がされて、日々の経理業務の効率化ができます。月次収支報告や現金出納帳等の帳票も自動で作成される優れもの。税理士・顧問コンサルタントと、リアルタイムで経営状況をシェアすることも可能です。
1ヶ月無料体験が可能
マネーフォワードの基本情報
商品名 | マネーフォワードクラウド |
特徴・サービス概要 | マネーフォワードが提供するクラウド型会計ソフト。 インボイス制度・電子帳簿保存法に対応。個人事業から大規模法人まで対応。 |
プラン・料金 | スモールビジネス(小規模事業者向け):月額2,980円~ ビジネスプラン(中小企業向け):月額4,980円~ クラウド会計Plus(IPO準備会社・大手企業向け):要見積もり |
無料プラン | 1ヶ月無料トライアル有り |
運営会社 | 株式会社マネーフォワード(IR情報) |
設立 | 2012年5月 |
代表者 | 代表取締役社長 グループCEO 辻 庸介 |
アクセス | 本社オフィス 〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F |
マネーフォワードクラウドの特徴とメリットを解説

マネーフォワードクラウドは、クラウド上で利用できる会計ソフトです。
銀行口座やクレジットカードと自動で連携し、取引データを自動で取り込んで仕訳をしてくれます。これにより、手動での入力作業が大幅に減り、経理業務が効率化されます。
さらに、リアルタイムで財務状況を把握できるため、経営判断に必要な情報をいつでも確認できます。
以下、マネーフォワードクラウドの主な特徴とメリットをご紹介していきます。
- 自動連携機能とAI学習機能
- AI-OCR仕訳入力
- 充実したレポート機能
- 様々なサービスとの連携
- 高度なセキュリティとプライバシー保護
- 初心者でも使いやすい操作性
- 充実したサポート体制
特徴①:自動仕訳とAI学習機能

まず、マネーフォワードクラウドの最大の特徴は、自動仕訳とAI学習機能によって経理作業の手間を大幅に削減できる点です。
銀行やクレジットカードと連携することで、取引データが自動的に取り込まれ、AIが過去の仕訳パターンから自動で仕訳を行ってくれます。
また、AI-OCR機能を使えば、スマートフォンで撮影した領収書やレシートの内容を読み取って仕訳候補を自動で呼び出してくれます。
充実したレポート機能により、損益計算書やキャッシュフロー計算書などの財務諸表を自動で作成でき、経営分析が容易になります。
初心者でも使いやすい直感的なユーザーインターフェースで、経理の専門知識がなくても安心して利用可能です。
様々なサービスとの連携も魅力の一つで、請求書作成ソフトや給与計算ソフト、経費精算システムなどと連携することで、データの一元管理が可能になります。
さらに、金融機関レベルの高度なセキュリティでデータを保護しているため、安心して利用できます。
さらに、AIが仕訳パターンを学習してくれるので、使えば使うほど仕訳の精度が上がります。
【銀行連携画面】
(マネーフォワード管理画面)
私の場合、毎月のクレジットカードの明細が自動で取り込まれ、仕訳も自動で行われるので、経理作業が格段に楽になりました。
特徴②:AI-OCR仕訳入力

AI-OCR仕訳入力とは、スマートフォンのカメラやスキャナーで撮影した領収書やレシートの画像を、AIが自動的に読み取り、仕訳データに変換してくれる機能です。
これにより、紙の領収書を一枚一枚手入力する手間が省け、経理業務がさらに効率化されます。私も出張時に受け取った領収書をその場でスマホで撮影し、すぐにデータ化できるので、経理処理がとてもスムーズになりました。
【AI-OCR仕訳入力画面】
(マネーフォワード管理画面)
特徴③:充実したレポート機能

マネーフォワードクラウドのレポート機能は、リアルタイムで財務状況を多角的に分析できる強力なツールです。
- 損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)の自動作成:日々の取引データから、自動で確定申告に必要な財務諸表を作成します。
- キャッシュフロー計算書:現金の流れを把握し、資金繰りの改善に役立てます。
- 部門別・プロジェクト別の集計:特定の事業やプロジェクトごとの収支を分析できます。
- グラフ表示で視覚的に把握:売上や経費の推移をグラフで表示し、一目で状況を確認できます。
私もこのレポート機能の内、キャッシュフローチャートや費用レポートを活用して、月次の収支や経費を確認しています。グラフで表示されるので、視覚的に理解しやすく、財務分析に大いに役立っています。
【例.キャッシュフローチャート】
【例.費用レポート】
特徴④:様々なサービスとの連携

給与計算ソフトや請求書作成ソフト、経費精算システムなど、他の業務ツールとも連携可能です。これにより、データの一元管理ができ、業務効率がさらに向上します。
【例.クラウド請求書】
参照元:「レポート」機能の使い方 | マネーフォワード クラウド会計サポート
特徴⑤:高度なセキュリティとプライバシー保護

金融機関と同等の高度なセキュリティ対策が施されています。データは暗号化され、安全な環境で管理されているので安心して利用できます。
参照元:マネーフォワード クラウドマイナンバーのセキュリティ体制について教えてください。 | マネーフォワード クラウドマイナンバーサポート
特徴⑥:初心者でも使いやすい操作性

直感的な操作方法で、初めての方でも迷わず使えます。仕訳入力のときには経理経験者は『振替伝票入力』、経理初心者であれば『簡単入力』が直感的に使いやすいと思います。
振替伝票入力では、①取引日付の入力、②勘定科目・補助科目の選択、③金額の入力を借方と貸方で行います。経理経験者の方であればお馴染みの入力方法ではないでしょうか。
【振替伝票入力画面】
簡単入力では、①収入または支出の選択、②日付の選択、③用途と金額の入力という順番で進めます。登録すると勘定科目は自動で設定されるので、簿記の知識がなくても正確な仕訳が作成できます。
経理の知識がない方に特に重宝される機能です。
【簡単入力画面】
特徴⑦:充実したサポート体制

メールやチャットでのサポートに加え、豊富なFAQも提供されています。私も導入当初はサポートに何度か問い合わせましたが、迅速で丁寧な対応でとても安心しました。
マネーフォワードクラウド会計がおすすめの人は?
マネーフォワードクラウドの特徴を踏まえると以下の方におすすめの会計ソフトと言えます。
- 経理作業に時間をかけたくない方
- 経理の専門知識がない初心者
- 多忙な経営者やフリーランス
- チームで経理情報を共有したい企業
マネーフォワードクラウドの料金の詳細

マネーフォワードでは、個人事業主向けに3つのプラン・法人向けに2つのプランが提供されています。
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったプランを選びましょう。なお、月額契約と年額契約があり、年額契約の方がトータルでお得になります。
個人事業主向けプラン

個人事業主向けに3つのプランが提供されています。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったプランを選びましょう。
プラン名 | 月額料金(年払い) | 主な機能 |
---|---|---|
パーソナルミニ | 900円 | 見積書・納品書の作成、確定申告書の作成、銀行・クレジット明細の自動取込 |
パーソナル | 1,280円 | 消費税申告書作成、レポート機能無制限、取引先登録数上限なし、請求書毎月自動作成 |
パーソナルプラス | 2,980円 | 上記パーソナルの機能に加え、電話サポートあり |
参照元:個人事業主/副業向け価格・料金プラン | マネーフォワード クラウド
パーソナルミニ:月額900円~、必要最低限の機能
おすすめの方:帳簿付けと確定申告書類の作成ができれば十分という方
パーソナルミニは最も手頃な価格で、必要最低限の機能が揃っています。経費を抑えたい方や、シンプルな機能で十分な方に適しています。
パーソナル:月額1,280円~、消費税申告書作成も可能
おすすめの方:より多機能なツールで業務効率を上げたい個人事業主
パーソナルは、パーソナルミニに比べてビジネスをサポートする機能が充実しています。消費税の申告や費用レポートなど各種レポートを利用して業務効率を高めたい方におすすめです。消費税申告が必要な規模の方におすすめです。
パーソナルプラス:月額2,980円~、電話サポートあり
おすすめの方:電話サポートを求める個人事業主の方に
パーソナルプラスは、パーソナルの全機能に加えて電話サポートが利用できます。操作方法や疑問点を直接相談したい方には最適です。
個人事業主向けプラン選択のポイント
帳簿付けと確定申告書類の基本機能ができればよいという方は「パーソナルミニ」で十分です。
消費税の課税事業者や、メンバーを追加したい場合は「パーソナル」以上がおすすめです。
電話でのサポートが必要な場合は、「パーソナルプラス」を検討してください。
法人向けプラン

法人向けプランは、「スモールビジネスプラン」と「ビジネスプラン」の2つがあります。企業の規模や必要な機能に合わせて、自社に最適なプランを選びましょう。
プラン名 | 月額料金(年払い) | 主な機能 |
---|---|---|
スモールビジネス | 2,980円 | 利用者3名まで、AI-OCR入力制限5件/月、部門登録2部門まで、決算書作成 |
ビジネス | 4,980円 | アカウント追加可能(4名以上から300円/名)、振込FBデータの作成、消費税申告書作成 |
スモールビジネスプラン:月額2,980円~、利用者は3名まで
おすすめな企業:利用者が3名以下で基本機能で十分な小規模事業者
AI-OCR入力は月5件、部門は2部門までの登録が可能です。部門管理が不要な企業や請求業務の少ない小規模事業者向けとなります。
ビジネスプラン:月額4,980円~、部門会計にも対応
おすすめな企業:利用者が4名以上で複数の部門登録をする中小企業
連携を予定している銀行のインターネットバンキングが、API連携できない場合で、かつ電子証明書方式の場合や3部門以上の部門別会計を実施する場合にはビジネスプランが必要です。
※個人事業主向け・法人向けいずれのプランも30日間の無料お試し期間があります。
マネーフォワードクラウドの評判と口コミ

以下、マネーフォワードクラウドを実際に導入されている方の口コミを見ていきましょう。
良い口コミ:公式サイトからの口コミ

フリーランスの
ライターDさん
日々の経理作業が自動化されました
経理が苦手で、毎年確定申告の時期になると憂鬱でした。でも、マネーフォワードを使い始めてからは日々の経理作業が自動化され、確定申告もスムーズに。時間も心の余裕も生まれました。

飲食店オーナーの
Eさん
売上アップにつながりました
店舗の運営で毎日忙しく、経理業務は後回しになりがちでした。マネーフォワードクラウドを導入してからは、預金の入出金や経費が自動で連携されて経理作業の効率が格段にアップしました。空いた時間を新メニューの開発やスタッフの育成に充てることができ、売上アップにもつながりましたね。

スタートアップ企業の
代表Fさん
資金繰り確認をいつでもできる
リアルタイムで資金繰りを確認できるので、迅速な経営判断が可能になりました。投資家への報告資料作成も楽になってビジネスの成長に全力投球できます。
良い口コミ:SNSからの口コミ
SNS、主にXでの口コミを見てみましょう。
10年利用して満足
マネーフォワード利用して10年になるのですが、ユーザーとしては満足しているものの、上場してから7年間全く利益を上げてない会社がなぜ存続出来るのか。業界内でもまぁまぁの報酬を役員と従業員に払えているのかサッパリ分からない。 pic.twitter.com/V2dKL962Wk
— ターネイ (@F_tanei_tex1m11) February 4, 2025
二段階認証対応時の口コミ
マネーフォワード側が対応したんじゃなくて、楽天証券側がマネーフォワードだけ特別対応した、って考えた方がこの素早さの説明がつきそうだけど。
— 株んちゅ ☺ (@kabunchu) March 23, 2025
とにかくマネーフォワード便利なんでこのまま使い続けたい(もちろん課金してるよ)
処理速度に強み
会計ソフトとしてのマネーフォワードとfreeeの比較で、仕訳検索速度、仕訳入力速度、帳票ダウンロード速度、マスタ更新速度、複数タブ操作性などに言及してる記事はあまりない。マニアックだがその観点においてMFはずば抜けた優位性がある。高速操作オタクならMF一択。何を一番重視するかが大事。
— 松田光希 / Mitsuki Matsuda (@Mitsuki_2nd) June 1, 2024
わかりやすさに強み 簿記の知識がある人にはよりおすすめ
当社の会計ソフトをfreeeからマネーフォワードへ切り替えました。
— U10 | ビジネスコーディネーター (@fuzzy1129) February 22, 2025
導入当初は安い方で、みたいに安易な考えで決めましたが、かなり思想が異なる会計SaaSで、仕訳で考えてる人は間違いなくマネーフォワードの方がわかりやすいと思います。こんなに違うのかとビックリ。
その他ネットからの良い口コミ
経理の手間が大きく削減されました
スマホから領収書を撮影してアップロードするだけで、自動的に仕訳まで進めてくれるので、毎月の経理業務がかなり楽になりました。経理に不慣れなメンバーでも直感的に操作できています。(小規模企業・管理担当)
インボイス対応がスムーズで助かる
最近始まったインボイス制度への対応も分かりやすく、登録作業が迷わずできました。制度対応に不安がありましたが、導入して正解だったと感じています。(フリーランス・デザイナー)
他サービスとの連携がスムーズ
請求書や経費精算など、他のマネーフォワードのサービスとの連携もスムーズで、データの入力ミスや二重登録がなくなりました。クラウド管理なので、どこからでも確認できるのも大きな利点です。(中小企業・経理責任者)
悪い評判口コミ:SNSの口コミ
マネーフォワード会計には不満、デメリットはないのでしょうか?悪い口コミもチェックしておきましょう。
新規開業プランに不満
マネーフォワードの新規開業プランを申込しなければよかったと激しく後悔。
— ぽーと (@portkame) February 3, 2025
人間不信になりそう。
使いやすさに疑問
確定申告4回目にして、今年はついに会計ソフトを導入。
— うさぎ先生🐰元教師ブログ (@usagiartteacher) February 28, 2025
ためしに自動連携があるマネーフォワードにしてみたけど…使いやすくは…ない?
入金と出金で色分けがほしいかな。
比較としてfreeeも使ってみたくなった。複式簿記の形式に慣れてる人はfreeeのほうがいいんだとか🐰
その他、ネットからの悪い口コミ
価格がネックになる場面も
全体的に使いやすく便利なのは間違いないのですが、月額料金がもう少し安ければさらに導入しやすいと思いました。特に創業初期の事業者には少し負担かもしれません。(個人事業主・ライター)
細かい設定がやや扱いづらい
仕訳の登録などは便利ですが、取引先や勘定科目などのマスタ設定にクセがあり、慣れるまでは少し手間取りました。中上級者向けのカスタマイズ機能も欲しいと感じました。(中堅企業・会計担当)
インターフェースの改善に期待
機能は充実しているものの、画面の構成やメニューの配置がやや分かりづらいと感じる場面がありました。初めて使う人には少しとっつきにくいかもしれません。(スタートアップ・代表)
口コミまとめ
マネーフォワードクラウドを導入することで、以下のような効果が得られます。
- 経理作業時間の削減:手作業の入力が減り、他の業務に時間を割ける。
- ミスの減少:自動仕訳とAI学習でヒューマンエラーを防止。
- コストの削減:経理業務の効率化により、人件費や外注費を削減。
- 経営判断の迅速化:リアルタイムデータで的確な意思決定が可能。
注意点とコスト管理

インターネット環境について
クラウドサービスなので、安定したインターネット回線が必要です。接続が不安定だとデータの同期に時間がかかったり、最悪の場合作業内容が保存されないこともあります。
毎月のコスト管理
月額料金が発生するため長期的なコストも考えるようにしましょう。自社の規模や必要な機能に合わせて最適なプランを選ぶようにしてください。
他社製品との比較(マネーフォワード クラウド会計、freee会計、弥生会計 オンラインを比較)
主要なクラウド会計ソフトであるマネーフォワード クラウド会計、freee会計、弥生会計 オンラインの比較を以下にまとめました。各ソフトの特徴、料金プラン、サポート体制などを表形式で整理し、選択の参考としていただければ幸いです。
比較表:主要クラウド会計ソフトの概要
項目 | マネーフォワード クラウド会計 | freee会計 | 弥生会計 オンライン |
---|---|---|---|
運営会社 | 株式会社マネーフォワード | freee株式会社 | 弥生株式会社 |
対象 | 法人向け | 法人向け | 法人向け |
特徴 | 高機能で他サービスとの連携が豊富 | 直感的な操作性と自動化機能が充実 | 長年の実績と充実したサポート体制 |
料金プラン(月額/年額) | スモールビジネス:3,980円/月<br>ビジネス:5,980円/月 | スターター:1,958円/月<br>スタンダード:3,278円/月 | セルフプラン:2,166円/月<br>ベーシックプラン:2,933円/月 |
無料期間 | 1カ月間 | 30日間 | 初年度1年間無料(セルフプラン) |
サポート体制 | メール・チャット | スターター:メール・チャット<br>スタンダード以上:電話・メール・チャット | セルフプラン:メール<br>ベーシックプラン以上:電話・メール・チャット |
スマホアプリ対応 | iOS・Android | iOS・Android | iOS・Android |
対応ブラウザ | Google Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・Safari | Google Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・Safari | Google Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・Safari |
注:上記の料金およびプラン内容は2025年3月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
各ソフトの詳細と特徴
1. マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド会計は、高機能なクラウド会計ソフトで、他のマネーフォワード製品との連携により、バックオフィス業務全般の効率化が可能です。リアルタイムで経営状況を把握できるレポート機能や、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正にも対応しています。料金プランはスモールビジネスとビジネスの2種類があり、1カ月間の無料試用期間が設けられています。
2. freee会計
freee会計は、直感的な操作性と自動化機能が特徴のクラウド会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードとの連携、自動仕訳、請求書の作成など、多彩な機能を備えています。料金プランはスターター、スタンダード、プレミアムの3種類があり、30日間の無料試用期間があります。自営百科+1自営百科+1
3. 弥生会計 オンライン
弥生会計 オンラインは、長年の実績を持つ弥生株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。初心者でも使いやすい画面設計や、業界最大規模のカスタマーサポートが強みです。初年度はセルフプランを無料で利用でき、ベーシックプラン以上では電話サポートも受けられます。
選択のポイント
- 操作性:直感的な操作を重視する場合はfreee会計が適しています。
- 機能の充実度:他の業務ソフトとの連携や高機能を求める場合はマネーフォワード クラウド会計が有力です。
- サポート体制:充実したサポートを希望する場合は、弥生会計 オンラインが安心です。
各ソフトにはそれぞれ強みがありますので、企業の規模や業種、必要とする機能に合わせて最適なソフトを選択することが重要です。
マネーフォワードクラウド会計に関するQ&A よくある質問

初心者でも使いこなせる?
マネーフォワードクラウド会計は、操作が分かりやすい設計になっているので初心者でも利用しやすいです。使い方ガイドやチュートリアル動画が充実しており、迷わず始められます。また、メールやチャットサポートで、困ったときにサポートを受けることもできます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|マネーフォワードクラウド会計の使い方が学べる学習ポータルサイト)
無料プランでも十分に利用できる?
無料プランでは、仕訳帳・総勘定元帳・補助元帳・残高試算表・決算書の閲覧とPDF出力ができますが、仕訳登録の件数に制限がありますし、高度な機能は利用できません。無料プランは基本的な会計業務を試したい方におすすめです。本格的な利用や複雑な業務が発生する場合は、有料プランを検討しましょう。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|有料プラン未契約で利用できる機能を教えてください。)
データの移行は簡単?
他の会計ソフトからマネーフォワードクラウド会計へのデータ移行は比較的簡単です。CSVファイルを利用して仕訳データをインポートすることが可能で、公式サイトには移行手順が詳しく説明されています。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|「他社ソフトデータの移行」の使い方)
税理士と会計ソフトのアカウントを連携することでのメリットは?
税理士がアクセスできる権限を設定するとリアルタイムでデータが共有可能なため、データをメールや共有フォルダ、USBなどで送信する必要がなくなります。また、データを同じアカウントで一元管理するため、データの更新漏れの心配もありません。このため、申告や決算作業が効率化します。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|税理士とのやりとりを効率化!クラウド型会計ソフトでデータ共有)
複数人で利用できる?
マネーフォワードクラウド会計は、権限設定を行い複数人で同時にアクセスすることができます。複数人で利用するメリットとしては、「業務分担が可能」「リアルタイムでのデータ共有」「作業のスピードアップ」「ミスや抜け漏れのチェックが容易」「統一されたデータ管理」などが挙げられます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|「メンバーの追加・管理」画面の使い方)
自動仕訳機能はどのように動作する?
マネーフォワードクラウド会計の自動仕訳機能は、AIが仕訳を提案する「自動仕訳ルール」で、登録や修正を繰り返すことで精度が向上します。利用者が過去に入力した仕訳パターンや勘定科目を学習するため、使えば使うほど適切な仕訳が提案されるようになります。また、自動仕分のAIは不正や虚偽のパターンも学習するため、不正な処理が発生した際はすぐに検知することができます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|自動仕訳とは?自動仕訳で経理業務の効率化を実現 | 仕組みやメリットを解説)
まとめ
マネーフォワードクラウドは、経理の専門知識がなくても簡単に使える会計ソフトです。自動連携やAI学習機能で経理業務を大幅に効率化できるため多くのユーザーから高い評価を得ています。
私自身、このソフトを導入してからは経理作業に追われることがなくなり、本業に集中できるようになりました。もし経理業務に課題を感じているのであれば、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
下記の記事では、会計ソフトの選び方について詳しく解説しています。気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
おすすめの会計ソフトの選び方とは?個人事業主向けソフトについて徹底解説します | Context会計事務所(会計ソフト導入支援コンサルタント)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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著者情報

- 公認会計士・Context会計事務所代表
- 公認会計士、Context会計事務所・株式会社ContextJapan代表として、会計ソフト導入支援、コンサルを行っている。その他、法人化、バックオフィス整備等、経営者の裏方業務を専門としている。
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