毎年の決算業務・確定申告でお悩みはありませんか?

事業経営者、フリーランスとして活動されている方にとって、経理や確定申告は避けて通れない業務ですよね。

しかし、その煩雑さや手間に頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが「マネーフォワードクラウド」です。

この記事では、マネーフォワードクラウドがどのようなサービスなのか、その特徴や評判について詳しく解説いたします。

経理業務を効率化し、本業に集中したいとお考えの経営者・経理担当者・フリーランスの方々の会計ソフト選びの参考になれば幸いです。

この記事でわかること

1

マネーフォワードクラウド会計の詳しい特徴・どんな人におすすめなのか

2

マネーフォワードクラウド会計を実際に利用している人の口コミ・評判

3

マネーフォワードクラウド会計の詳しい料金・維持費

目次

マネーフォワードクラウドとは?

マネーフォワードクラウドとは?

マネーフォワードクラウドとは、株式会社マネーフォワードが提供しているクラウド型会計ソフトです。

個人事業主はもちろんのこと、中小企業、大企業まで対応しています。

銀行やクレジットカードと連携することで、自動仕訳がされて、日々の経理業務の効率化ができます。月次収支報告や現金出納帳等の帳票も自動で作成される優れもの。税理士・顧問コンサルタントと、リアルタイムで経営状況をシェアすることも可能です。

マネーフォワードの基本情報

商品名マネーフォワードクラウド
特徴・サービス概要マネーフォワードが提供するクラウド型会計ソフト。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応。個人事業から大規模法人まで対応。
プラン・料金スモールビジネス(小規模事業者向け):月額2,980円~
ビジネスプラン(中小企業向け):月額4,980円~
クラウド会計Plus(IPO準備会社・大手企業向け):要見積もり
無料プラン1ヶ月無料トライアル有り
運営会社株式会社マネーフォワード(IR情報
設立2012年5月
代表者代表取締役社長 グループCEO 辻 庸介
アクセス本社オフィス
〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F

マネーフォワードクラウドの特徴とメリットを解説

マネーフォワードクラウドの特徴とメリットを解説

マネーフォワードクラウドは、クラウド上で利用できる会計ソフトです。

銀行口座やクレジットカードと自動で連携し、取引データを自動で取り込んで仕訳をしてくれます。これにより、手動での入力作業が大幅に減り、経理業務が効率化されます。

さらに、リアルタイムで財務状況を把握できるため、経営判断に必要な情報をいつでも確認できます。

以下、マネーフォワードクラウドの主な特徴とメリットをご紹介していきます。

  • 自動連携機能とAI学習機能
  • AI-OCR仕訳入力
  • 充実したレポート機能
  • 様々なサービスとの連携
  • 高度なセキュリティとプライバシー保護
  • 初心者でも使いやすい操作性
  • 充実したサポート体制

特徴①:自動仕訳とAI学習機能

特徴①:自動仕訳とAI学習機能

まず、マネーフォワードクラウドの最大の特徴は、自動仕訳とAI学習機能によって経理作業の手間を大幅に削減できる点です。

自動仕訳とAI学習機能

参照元:仕訳入力 / 記帳・集計を自動化する会計ソフト | 会計ソフト マネーフォワード クラウド

銀行やクレジットカードと連携することで、取引データが自動的に取り込まれ、AIが過去の仕訳パターンから自動で仕訳を行ってくれます。​AIが適切な勘定科目や摘要を提案し、仕訳候補を自動生成します。​ユーザーは提案内容を確認し、必要に応じて修正・登録するだけで、仕訳作業が完了します。

また、AI-OCR機能を使えば、スマートフォンで撮影した領収書やレシートの内容を読み取って仕訳候補を自動で呼び出してくれます。

充実したレポート機能により、損益計算書やキャッシュフロー計算書などの財務諸表を自動で作成でき、経営分析が容易になります。

初心者でも使いやすい直感的なユーザーインターフェースで、経理の専門知識がなくても安心して利用可能です。

様々なサービスとの連携も魅力の一つで、請求書作成ソフトや給与計算ソフト、経費精算システムなどと連携することで、データの一元管理が可能になります。

さらに、金融機関レベルの高度なセキュリティでデータを保護しているため、安心して利用できます。

さらに、AIが仕訳パターンを学習してくれるので、使えば使うほど仕訳の精度が上がります。

【銀行連携画面】


(マネーフォワード管理画面)

私の場合、毎月のクレジットカードの明細が自動で取り込まれ、仕訳も自動で行われるので、経理作業が格段に楽になりました。

自動仕訳ルールの設定と活用法

自動仕訳ルールを設定することで、特定の取引に対して一貫した仕訳処理が可能になります。​例えば、毎月の家賃や光熱費など、定期的な支出に対してルールを設定しておけば、都度勘定科目を選択する手間が省けます。​

  1. 「AI-OCRから入力」または「デジタルインボイスから入力」画面で、仕訳候補の詳細を開きます。
  2. 「自動仕訳ルールとして保存」にチェックを入れて仕訳を登録すると、その内容がルールとして保存されます。
  3. 次回以降、同様の取引があった場合に、自動でルールが適用されます。

また、手動でルールを新規作成することも可能です。​これにより、より細かな条件設定やカスタマイズが行えます。

参考:「自動仕訳ルール」の使い方(AI-OCRから入力・デジタルインボイスから入力)

特徴②:AI-OCR仕訳入力

特徴②:AI-OCR仕訳入力

AI-OCR仕訳入力とは、スマートフォンのカメラやスキャナーで撮影した領収書やレシートの画像を、AIが自動的に読み取り、仕訳データに変換してくれる機能です。

これにより、紙の領収書を一枚一枚手入力する手間が省け、経理業務がさらに効率化されます私も出張時に受け取った領収書をその場でスマホで撮影し、すぐにデータ化できるので、経理処理がとてもスムーズになりました。

【AI-OCR仕訳入力画面】

(マネーフォワード管理画面)

AI-OCRから入力の主な特徴

1,証憑データの自動読み取りと仕訳候補の生成

スキャンまたは撮影した領収書や請求書をアップロードすると、AIが取引日、取引先、金額、税区分などを自動で読み取り、仕訳候補を作成します。​これにより、手作業での入力ミスを防ぎ、業務の効率化が図れます。 ​

2,自動仕訳ルールの活用

仕訳候補を登録する際に「自動仕訳ルールとして保存」にチェックを入れることで、同様の取引が発生した際に自動で仕訳が提案されます。​また、手動でルールを作成・編集することも可能で、取引先名や金額範囲、勘定科目などの条件を細かく設定できます。

3,クラウドBoxとの連携

アップロードした証憑データは「マネーフォワード クラウドBox」に自動保存され、電子帳簿保存法の要件を満たす形で管理されます。​これにより、紙の証憑を廃棄しても、法令遵守が可能となります。

参考:「AI-OCRで仕訳」機能の使い方

利用手順
  1. 証憑データの準備: スキャンまたは撮影した領収書や請求書のPDFファイルを用意します。
  2. アップロード: 「AI-OCRから入力」画面でファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」からアップロードします。​
  3. 仕訳候補の確認: AIが生成した仕訳候補を確認し、必要に応じて修正します。​
  4. 仕訳の登録: 確認後、「登録」ボタンをクリックして仕訳を登録します。
注意点と活用のコツ

料金プラン: 「スモールビジネスプラン」では月5件まで無料で利用可能。それ以上は1件あたり20円の追加料金が発生します。

一括登録機能: 複数の仕訳候補をまとめて登録できる「一括登録」機能が追加され、業務効率がさらに向上しました。

電子帳簿保存法への対応: アップロード時に「書類種別」や「電子帳簿保存法区分」を正しく設定することで、法令遵守が可能となります。

特徴③:充実したレポート機能

特徴③:充実したレポート機能

マネーフォワードクラウドのレポート機能は、リアルタイムで財務状況を多角的に分析できる強力なツールです。

  • 損益計算書(P/L)や貸借対照表(B/S)の自動作成:日々の取引データから、自動で確定申告に必要な財務諸表を作成します。
  • キャッシュフロー計算書:現金の流れを把握し、資金繰りの改善に役立てます。
  • 部門別・プロジェクト別の集計:特定の事業やプロジェクトごとの収支を分析できます。
  • グラフ表示で視覚的に把握:売上や経費の推移をグラフで表示し、一目で状況を確認できます。

私もこのレポート機能の内、キャッシュフローチャートや費用レポートを活用して、月次の収支や経費を確認しています。グラフで表示されるので、視覚的に理解しやすく、財務分析に大いに役立っています。

【例.キャッシュフローチャート】

【例.費用レポート】

その他、以下のレポートが利用できます

1,前期比較・期間推移分析

マネーフォワード クラウド会計では、貸借対照表や損益計算書、製造原価報告書を対象に、前期との比較や四半期・半期ごとの推移分析が可能です。​これにより、科目別の数値の増減を当期と前期で比較して分析することができます。

2,未実現取引の管理と資金繰り予測

仕訳時に「取引状態:未実現」として登録することで、入金予定の取引を管理できます。​「収益詳細」では未実現登録したもののみを表示でき、資金繰り表の予測値の一環として活用できます。

3,外部サービスとの連携

マネーフォワード クラウド会計では、MAP経営社が提供する経営シミュレーションソフト「MAP3」との連携が可能です。​CSV形式でデータをエクスポートし、「MAP3」で取り込むことで、経営シミュレーションに活用できます。

4,連結会計と生成AIの活用

2025年3月に提供開始された「マネーフォワード クラウド連結会計 for GPT」では、生成AIを活用して連結財務分析が可能です。​ROEやEBITDAなどのKPIを迅速に算出し、企業ごとの業績比較や増減分析を行うことができます。

参考:『マネーフォワード クラウド連結会計』、「マネーフォワード クラウド連結会計 for GPT」を提供開始

特徴④:様々なサービスとの連携

特徴④:様々なサービスとの連携

給与計算ソフトや請求書作成ソフト、経費精算システムなど、他の業務ツールとも連携可能です。これにより、データの一元管理ができ、業務効率がさらに向上します。

【例.クラウド請求書】

参照元:「レポート」機能の使い方 | マネーフォワード クラウド会計サポート

その他、以下のサービスとも連携可能です。

1、金融機関との連携

上述しましたが、全国の銀行や信用金庫、クレジットカード会社と連携し、取引明細を自動で取得できます。​これにより、手動入力の手間を削減し、仕訳作業の効率化が図れます。​

対応金融機関の一覧は以下のリンクから確認できます。​

参考:対応金融関連サービス一覧

2、ECサイトや購買サービスとの連携

Amazonビジネス、Yahoo!ショッピング、楽天市場などのECサイトと連携し、購入明細や領収書を自動で取得できます。​これにより、経費精算や証憑管理がスムーズになります。

参考:証憑自動取得に対応している連携サービス一覧

3、弥生会計、勘定奉行、PCA会計などの他社会計ソフトや、SAP、OBIC7などの基幹システムと連携し、データのインポート・エクスポートが可能です。​これにより、既存システムとのスムーズな連携が実現します。

参考:連携実績のある会計ソフト/基幹システム一覧

4、API連携とアプリポータルの活用

マネーフォワード クラウドは、APIを通じて外部サービスとの連携を強化しています。​アプリポータルを利用することで、各種アプリケーションとの連携設定や権限管理が行えます。​これにより、業務フローに合わせた柔軟な連携が可能となります。

参考:Q. 外部サービスとの連携方法を教えてください。

特徴⑤:高度なセキュリティとプライバシー保護

特徴⑤:高度なセキュリティとプライバシー保護

金融機関と同等の高度なセキュリティ対策が施されています。データは暗号化され、安全な環境で管理されているので安心して利用できます。

参照元:マネーフォワード クラウドマイナンバーのセキュリティ体制について教えてください。 | マネーフォワード クラウドマイナンバーサポート

データ保護と暗号化

まず安心できるのが、データの暗号化。マネーフォワード クラウドは、インターネット通信中も、サーバーに保存されているデータも、すべて強力な暗号化が施されています。

使われているのは、銀行などで使われる2048bit SSL証明書。要するに、第三者が途中でデータを盗み見ようとしても、ほぼ不可能というレベルのガチガチ防御です。金融機関レベルのセキュリティ基準を採用しているので、オンラインバンキング並みに安心できます。

不正アクセス対策も万全!リアルタイム監視とSOC報告書も

セキュリティは暗号化だけじゃありません。外部からの攻撃を防ぐため、強力なファイアウォールを設置し、24時間365日サーバーをリアルタイム監視しています。

さらに、上場企業などが重視する「SOC2 Type1報告書」も取得済み。これは「ちゃんとした内部統制のもとで運営してますよ」という証明書のようなものです。企業の監査対応にも安心して使えます。

ログインも二段階認証+IP制限で鉄壁

「パスワードが漏れたらどうするの?」という心配も当然あるでしょう。でも大丈夫。マネーフォワード クラウドでは、二段階認証を標準搭載しています。

さらに、オプションで

特定のIPアドレス以外からのアクセス禁止

SSO(シングルサインオン)対応
といった企業向けの強化策も使えます。

もしも社員が増えても、細かく権限管理できるので、
「この人は経費だけ」「この人は全体の数字も見れる」みたいな設定が簡単にできます。

もちろん、誰が何をしたかすべて操作ログが記録されているので、トラブル発生時にもすぐに原因を特定できますよ。

さらに、オプションで

  • 特定のIPアドレス以外からのアクセス禁止
  • SSO(シングルサインオン)対応

といった企業向けの強化策も使えます。

もしも社員が増えても、細かく権限管理できるので、「この人は経費だけ」「この人は全体の数字も見れる」みたいな設定が簡単にできます。

もちろん、誰が何をしたかすべて操作ログが記録されているので、トラブル発生時にもすぐに原因を特定できますよ。

プライバシー保護もバッチリ。Pマーク取得済み

マネーフォワードは、個人情報管理体制をしっかり整えていて、経済産業省が認定するプライバシーマーク(Pマーク)を取得しています。

これは「ちゃんと個人情報を安全に取り扱っていますよ」という第三者認定。利用者にとっても大きな安心材料です。

また、個人情報保護法や電子帳簿保存法にも完全対応。定期的な社内監査・社員研修も実施されているので、最新ルールに沿った運用がされています。

万が一に備えたバックアップ体制も充実

「もしサーバーがダウンしたらどうするの?」という疑問もありますよね。マネーフォワード クラウドでは、データを三重にバックアップしています。

しかも、遠隔地にも保存されているので、地震や火災といった大規模災害が起きても、すぐに復旧できる設計になっています。

また、ユーザー側でもCSV形式で簡単にデータをエクスポートできるので、手元にもバックアップを取っておけます。

特徴⑥:初心者でも使いやすい操作性

特徴⑥:初心者でも使いやすい操作性

直感的な操作方法で、初めての方でも迷わず使えます。仕訳入力のときには経理経験者は『振替伝票入力』、経理初心者であれば『簡単入力』が直感的に使いやすいと思います。

振替伝票入力では、①取引日付の入力、②勘定科目・補助科目の選択、③金額の入力を借方と貸方で行います。経理経験者の方であればお馴染みの入力方法ではないでしょうか。

【振替伝票入力画面】

簡単入力では、①収入または支出の選択、②日付の選択、③用途と金額の入力という順番で進めます。登録すると勘定科目は自動で設定されるので、簿記の知識がなくても正確な仕訳が作成できます。

経理の知識がない方に特に重宝される機能です。

【簡単入力画面】

その他、マネーフォワードクラウドは以下の点で操作性に定評があります。

① スマホアプリ完全対応で、外出先でも経理作業が可能

上記は、PC画面中心の説明ですが、実はマネーフォワード クラウドは、スマホアプリにも完全対応しています。

  • 領収書をスマホカメラで撮影し、すぐに経費登録
  • 売上、支払い、資金繰りもスマホでリアルタイム確認
  • 外出先からでも仕訳登録やレポート閲覧が可能

これにより、スキマ時間でも経理業務が進められるので、時間に余裕がない個人事業主やフリーランスにも非常に使いやすい仕様です。

② AIが仕訳をアシストしてくれるので、初心者でも迷わない

マネーフォワード クラウドでは、銀行やクレジットカードと連携した取引明細を自動取得し、さらにAIが適切な勘定科目や仕訳パターンを提案してくれます。

  • 「旅費交通費」「通信費」など、自動で分類される
  • 取引先に応じた適切な仕訳を学習し、どんどん精度が向上
  • よく使う取引は「自動仕訳ルール」として保存可能

そのため、簿記の知識があまりない人でも、正しい仕訳ができる仕組みになっています。

③ 操作ガイド・サポート体制が充実している

「もし使い方がわからなかったらどうしよう…」

という初心者の不安にも、マネーフォワードはちゃんと対応しています。

公式サイトに超わかりやすい操作マニュアルを完備

1クリックで問い合わせできるチャットサポート

初心者向け無料セミナー(オンライン開催)あり

特に、チャットサポートは平日なら即回答してもらえるため、急ぎで困ったときにもすぐに相談できる安心感があります。

参考: マネーフォワード クラウド|サポート情報

特徴⑦:充実したサポート体制

特徴⑦:充実したサポート体制

メールやチャットでのサポートに加え、豊富なFAQも提供されています。私も導入当初はサポートに何度か問い合わせましたが、迅速で丁寧な対応でとても安心しました。

マネーフォワードクラウド会計がおすすめの人は?

マネーフォワードクラウドの特徴を踏まえると以下の方におすすめの会計ソフトと言えます。

  • 経理作業に時間をかけたくない方
  • 経理の専門知識がない初心者
  • 多忙な経営者やフリーランス
  • チームで経理情報を共有したい企業

マネーフォワードクラウドの料金の詳細

マネーフォワードクラウドの料金の詳細

マネーフォワードでは、個人事業主向けに3つのプラン・法人向けに2つのプランが提供されています。

それぞれの特徴を理解して、自分に合ったプランを選びましょう。なお、月額契約と年額契約があり、年額契約の方がトータルでお得になります。

個人事業主向けプラン

個人事業主向けプラン

個人事業主向けに3つのプランが提供されています。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったプランを選びましょう。

プラン名月額料金(年払い)主な機能
パーソナルミニ900円見積書・納品書の作成、確定申告書の作成、銀行・クレジット明細の自動取込
パーソナル1,280円消費税申告書作成、レポート機能無制限、取引先登録数上限なし、請求書毎月自動作成
パーソナルプラス2,980円上記パーソナルの機能に加え、電話サポートあり

参照元:個人事業主/副業向け価格・料金プラン | マネーフォワード クラウド

パーソナルミニ:月額900円~、必要最低限の機能

おすすめの方:帳簿付けと確定申告書類の作成ができれば十分という方

パーソナルミニは最も手頃な価格で、必要最低限の機能が揃っています。経費を抑えたい方や、シンプルな機能で十分な方に適しています。

マネーフォワード クラウドの「パーソナルミニ」プランは、個人事業主や副業を始めたばかりの方に向けた、シンプルで低価格な料金プランです。

料金は、月額1,280円(税抜)または年額10,800円(税抜)で、年額払いを選ぶと実質月額900円とお得になります。

以前は月額980円・年額9,600円でしたが、2023年12月1日に料金改定が行われました(参考)。

機能面では、青色申告・白色申告に対応した確定申告書類の作成、e-Taxによる電子申告、銀行やクレジットカード明細の自動取り込み、AIによる仕訳提案といった、会計初心者に必要な基本機能が揃っています。

サポートはチャットとメールで対応しており、電話サポートには非対応です。取引先登録数には上限(15件)があり、クラウドBoxのファイル保存数も1,000件までに制限されています。

また、消費税申告には対応していないため、インボイス制度対象事業者などは注意が必要です。より多機能な「パーソナル」プラン(月額1,680円/年額15,360円)や、電話サポートまで付く「パーソナルプラス」(年額35,760円)との比較も踏まえて、用途に応じた選択が重要です。

「パーソナルミニ」は、コストを抑えて最低限の機能を活用したい方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。

パーソナル:月額1,280円~、消費税申告書作成も可能

おすすめの方:より多機能なツールで業務効率を上げたい個人事業主

パーソナルは、パーソナルミニに比べてビジネスをサポートする機能が充実しています。消費税の申告や費用レポートなど各種レポートを利用して業務効率を高めたい方におすすめです。消費税申告が必要な規模の方におすすめです。

マネーフォワード クラウドの「パーソナル」プランは、個人事業主やフリーランスが確定申告を効率的に行うための中位プランです。料金は月額1,680円または年額15,360円(いずれも税抜)で、年額払いを選択すると月額換算で1,280円となり、月額払いよりも年間で4,800円お得になります。

このプランでは、「パーソナルミニ」プランの全機能に加え、消費税申告(インボイス制度対応)、レシート撮影枚数無制限、電子ファイルの保存数上限なし、請求書作成・メール送付の一括操作、経営状況のレポート確認など、より充実した機能が提供されます。

また、取引先登録数やクラウドBoxのファイル保存数に制限がなく、複数の取引先や大量の書類を扱う事業者にも適しています。サポート体制はメールおよびチャットによる対応で、電話サポートは含まれていません。

「パーソナル」プランは、消費税の課税事業者やインボイス制度への対応が必要な方、取引先が多い方、より詳細な経営レポートを活用したい方に最適な選択肢です。ただし、電話によるサポートが必要な場合は、上位の「パーソナルプラス」プランの検討をおすすめします。

パーソナルプラス:月額2,980円~、電話サポートあり

おすすめの方:電話サポートを求める個人事業主の方に

パーソナルプラスは、パーソナルの全機能に加えて電話サポートが利用できます。操作方法や疑問点を直接相談したい方には最適です。

マネーフォワード クラウドの「パーソナルプラス」プランは、個人事業主やフリーランス向けの最上位プランで、年額35,760円(税抜)で提供されています。

このプランは、「パーソナル」プランの全機能に加え、電話サポートが利用可能である点が最大の特徴です。これにより、操作方法に関する不明点を直接相談できるため、初めて会計ソフトを導入する方や、サポートを重視する方にとって安心感があります。

機能面では、青色・白色申告書類の作成、電子申告対応、銀行・クレジットカード明細の自動取り込み、AIによる仕訳提案、消費税申告(インボイス制度対応)、レシート撮影枚数無制限、電子ファイルの保存数無制限、請求書作成・メール送付の一括操作、経営状況のレポート確認など、業務効率化を支援する多彩な機能が揃っています。

また、取引先登録数やクラウドBoxのファイル保存数に制限がなく、複数の取引先や大量の書類を扱う事業者にも適しています。

ただし、電話サポートの対象は操作方法に限られ、税務相談などは含まれていない点に注意が必要です。

「パーソナルプラス」プランは、手厚いサポートを求める方や、より安心して会計業務を進めたい方に最適な選択肢と言えるでしょう。

個人事業主向けプラン選択のポイント

帳簿付けと確定申告書類の基本機能ができればよいという方は「パーソナルミニ」で十分です。

消費税の課税事業者や、メンバーを追加したい場合は「パーソナル」以上がおすすめです。

電話でのサポートが必要な場合は、「パーソナルプラス」を検討してください。

① とにかくコストを抑えたい・取引先が少ない

パーソナルミニ が最適

  • 副業レベルや開業直後の方におすすめ
  • 基本的な確定申告と請求書作成は対応
  • 月額1,280円・年額10,800円とリーズナブル
  • 取引先は15件まで、消費税申告は不可
  • 電話サポートなし

▶ 向いている人:
「開業したばかり」「とりあえず帳簿を付けられればいい」「売上も取引先もまだ少ない」

② インボイス制度対応や経営レポートも欲しい

パーソナル がバランス◎

  • 消費税申告やインボイス制度に完全対応
  • 取引先・ファイル保存無制限
  • レポート機能で経営状況の見える化
  • 月額1,680円・年額15,360円(年額がお得)
  • 電話サポートは非対応

▶ 向いている人:
「売上が増えてきた」「消費税課税事業者」「事業の改善や管理も意識し始めた」

③ サポートがないと不安・人に相談したい

パーソナルプラス が安心

  • パーソナルの全機能+電話サポート付き
  • 年額35,760円(電話で操作方法の質問ができる)
  • 会計ソフトに不慣れでも安心
  • 操作や設定に関してすぐ相談できる
  • 個人でも“プロに聞ける環境”を持てるのが大きな強み

▶ 向いている人:
「会計ソフトを使うのが初めて」「自分だけで使いこなせる自信がない」「本業が忙しいのでなるべく迷いたくない」

比較早見表(税抜価格)


プラン名 月額(税込換算) 年額 消費税申告 電話サポート 取引先数 対象ユーザー
パーソナルミニ 約1,408円 10,800円 × × 15件まで 副業・開業直後・最低限機能でOKな人
パーソナル 約1,848円 15,360円 × 無制限 本業としてしっかり管理したい人
パーソナルプラス 35,760円 無制限 サポートが必要・操作に自信がない人

法人向けプラン

法人向けプラン

法人向けプランは、「スモールビジネスプラン」と「ビジネスプラン」の2つがあります。企業の規模や必要な機能に合わせて、自社に最適なプランを選びましょう。

プラン名月額料金(年払い)主な機能
スモールビジネス2,980円利用者3名まで、AI-OCR入力制限5件/月、部門登録2部門まで、決算書作成
ビジネス4,980円アカウント追加可能(4名以上から300円/名)、振込FBデータの作成、消費税申告書作成

スモールビジネスプラン:月額2,980円~、利用者は3名まで

おすすめな企業:利用者が3名以下で基本機能で十分な小規模事業者

AI-OCR入力は月5件、部門は2部門までの登録が可能です。部門管理が不要な企業や請求業務の少ない小規模事業者向けとなります。

マネーフォワード クラウドの「スモールビジネスプラン」は、小規模な法人(利用者3名以下)に向けた、コストを抑えつつ必要な機能を備えた料金プランです。

年額払いの場合は月額換算で2,980円(税抜・年額35,760円)、月額払いの場合は3,980円となっており、法人向けクラウド会計ソフトとしては比較的リーズナブルな設定です。

このプランでは、クラウド会計を中心に、請求書、経費、債務支払、契約、クラウドBoxなど、日常的なバックオフィス業務に必要な機能が一通り利用可能となっています。

AI-OCR仕訳入力も月5件まで無料で使えるほか、電子帳簿保存法にも対応しており、法制度対応という面でも安心です。

ただし、部門登録は2部門まで、階層は1階層までに制限されており、消費税申告書の作成機能は非対応です。

また、利用者数は3名までに限られ、ファイル保存数もクラウドBoxで1,000件までという上限があります。これらの制限を超える運用が必要な場合は、上位の「ビジネスプラン」(月額4,980円~)を検討する必要があります。

スモールビジネスプランは、事業規模がまだ小さく、部門管理や複雑な申告作業が不要な企業にとって、コストパフォーマンスの良い選択肢といえるでしょう。電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しつつ、最低限の人数で経理業務を完結させたい法人に非常に向いているプランです。

詳しくは公式ページ(https://biz.moneyforward.com/price/)で最新の情報をご確認ください。

ビジネスプラン:月額4,980円~、部門会計にも対応

おすすめな企業:利用者が4名以上で複数の部門登録をする中小企業

連携を予定している銀行のインターネットバンキングが、API連携できない場合で、かつ電子証明書方式の場合や3部門以上の部門別会計を実施する場合にはビジネスプランが必要です。

※個人事業主向け・法人向けいずれのプランも30日間の無料お試し期間があります。

マネーフォワード クラウドの「ビジネスプラン」は、中小企業や成長段階の法人に向けた、機能性と拡張性を兼ね備えたプランです。

料金は月額5,980円または年額59,760円(いずれも税抜)で、年額払いを選択すると月額換算で4,980円となり、月額払いよりも年間で12,000円お得になります。

このプランでは、クラウド会計、請求書、経費、債務支払、契約、クラウドBoxなど、バックオフィス業務全般をカバーするサービスが利用可能です。

部門登録数や階層に制限がなく、複数部門や複雑な組織構造を持つ企業にも対応しています。また、AI-OCRによる仕訳入力も月5件まで無料で利用でき、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。

利用者数の制限がなく、従業員数の多い企業や、複数の担当者で業務を分担する必要がある企業にも適しています。ただし、利用人数に応じて従量課金が発生する場合がありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。

「ビジネスプラン」は、業務の効率化と法令対応を重視し、成長を目指す中小企業にとって、バランスの取れた選択肢と言えるでしょう。詳細は、マネーフォワード クラウドの料金プランページをご参照ください。

参照元:価格・料金プラン | マネーフォワード クラウド

マネーフォワード クラウド会計Plus

マネーフォワード クラウド会計Plusは、IPO準備中の企業や中堅〜上場企業向けに設計されたクラウド型会計ソフトです。内部統制の強化、業務効率化、監査対応のスムーズ化を目的とした機能が充実しています。

このソフトは、仕訳承認機能や詳細な権限設定、ログ管理機能を備えており、社内のガバナンス強化に寄与します。また、部門マスタの共通化や履歴管理機能により、組織変更にも柔軟に対応可能です。さらに、他のマネーフォワード クラウド製品との連携が可能で、経費精算や債務支払、固定資産管理などのデータを一元管理できます。これにより、業務の効率化とデータの整合性が向上します。

マネーフォワード クラウド会計Plusは、内部統制の強化と業務効率化を同時に実現したい企業にとって、有力な選択肢となるでしょう。

参考:マネーフォワード 会計Plus

マネーフォワード クラウドERP

マネーフォワード クラウドERPは、企業の成長に合わせて必要な機能を組み合わせて利用できるコンポーネント型のクラウドERPです。会計、人事労務、経費精算、債権・債務管理、固定資産管理など、バックオフィス業務全体をカバーし、各モジュールがシームレスに連携します。これにより、業務の自動化と効率化が図れ、テレワークやペーパーレス化にも対応しています。また、他社のSFA/CRM、販売管理、在庫・購買管理システムとの連携も可能で、既存のシステムを活かしながら全体の最適化を実現します。

クラウド会計Plusとの違いとしては、クラウドERPがバックオフィス全体の業務を統合的に管理するのに対し、クラウド会計Plusは会計業務に特化し、内部統制や監査対応に重点を置いている点が挙げられます。企業のニーズや成長段階に応じて、適切な製品を選択することが重要です。

法人向けプラン選択のポイント

以下に、マネーフォワード クラウドの法人向けプラン4種(スモールビジネス、ビジネス、会計Plus、クラウドERP)について、それぞれどんな企業に向いているかまとめています。

◆ 小規模法人(従業員3名以下)で、会計や請求業務を最低限効率化したい

スモールビジネスプラン が最適

  • 年額:月額換算2,980円(税抜)
  • 会計・請求・経費・債務支払・契約・Boxなどの基本機能を網羅
  • 利用者は3名まで、部門は2つまで
  • 消費税申告書作成・詳細な部門管理・無制限の利用者対応は不可

向いている人・企業
・小規模な法人を立ち上げたばかり
・複雑な会計処理が不要で、最低限クラウド化したい
・従業員数が少なく、業務が単純明快な組織

◆ 利用者数や部門が増えてきて、本格的にクラウド経理体制を整えたい

ビジネスプラン が最適

  • 年額:月額換算4,980円(税抜)
  • スモールビジネスの全機能+部門登録無制限・消費税申告書作成対応
  • 利用者数も無制限(追加料金発生あり)
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度にも完全対応

向いている人・企業
・複数部門があり、取引件数やファイル数も多くなってきた法人
・バックオフィス業務を標準化・分担したい
・会計業務の効率化を進めつつも、価格も抑えたい

◆ IPO準備中、もしくは監査法人対応や内部統制が求められる企業

クラウド会計Plus が最適

  • 価格は要問い合わせ(基本的に中堅・上場企業向け)
  • 会計に特化した高度な操作ログ・承認ワークフロー・権限設定を搭載
  • 経理の属人化を防ぎ、内部統制を実現
  • 他マネーフォワード製品との連携により、経費・債務支払も一元管理可能

向いている人・企業
・IPO準備企業や上場企業
・監査対応や社内ガバナンスが必要な中堅法人
・会計業務に強固なチェック体制を求めている

◆ 会計だけでなく、人事労務・固定資産・ワークフローなども含めてトータル管理したい

▶ クラウドERP が最適

モジュール選択型の統合ERP(会計、人事、経費、債権債務などを柔軟に構成可能)

社内のシステム連携も可能(販売・在庫など)

マネーフォワード製品を一元利用し、全社的な業務最適化を狙える

各部門の自動化・効率化に対応

向いている人・企業:
・中堅〜大手企業、または成長スピードが速いベンチャー
・各部署が別ツールを使っていて業務がバラバラ
・会計に限らず、労務や経費も含めて全社的なクラウド化をしたい

法人プランまとめ表

プラン名 主な対象 月額(税込換算) 利用者数 部門管理 消費税申告 内部統制・監査対応 人事・労務・ERP連携
スモールビジネス 小規模法人・社員3名以下 約3,278円(年額払い) 3名まで 2部門まで × × ×
ビジネス 中小企業・複数部門 約5,478円(年額払い) 無制限 無制限 △(一部対応) ×
クラウド会計Plus IPO準備・監査対応企業 要問い合わせ 無制限 無制限(履歴管理あり) ◯(承認・ログ管理) △(関連製品連携)
クラウドERP 中堅〜大手・全社最適化 要問い合わせ 無制限 高度に対応 ◯(HR・販売管理など統合)

マネーフォワードクラウド会計の評判と口コミ

マネーフォワードクラウドの評判と口コミ

以下、マネーフォワードクラウドを実際に導入されている方の口コミを見ていきましょう。

良い口コミ:公式サイトからの口コミ

フリーランスの
ライターDさん

日々の経理作業が自動化されました

経理が苦手で、毎年確定申告の時期になると憂鬱でした。でも、マネーフォワードを使い始めてからは日々の経理作業が自動化され、確定申告もスムーズに。時間も心の余裕も生まれました。

飲食店オーナーの
Eさん

売上アップにつながりました

店舗の運営で毎日忙しく、経理業務は後回しになりがちでした。マネーフォワードクラウドを導入してからは、預金の入出金や経費が自動で連携されて経理作業の効率が格段にアップしました。空いた時間を新メニューの開発やスタッフの育成に充てることができ、売上アップにもつながりましたね。

スタートアップ企業の
代表Fさん

資金繰り確認をいつでもできる

リアルタイムで資金繰りを確認できるので、迅速な経営判断が可能になりました。投資家への報告資料作成も楽になってビジネスの成長に全力投球できます。

参照元:マネーフォワード クラウドの導入事例

良い口コミ:SNSからの口コミ

SNS、主にXでの口コミを見てみましょう。

10年利用して満足

二段階認証対応時の口コミ

処理速度に強み

わかりやすさに強み 簿記の知識がある人にはよりおすすめ

その他ネットからの良い口コミ

経理の手間が大きく削減されました

スマホから領収書を撮影してアップロードするだけで、自動的に仕訳まで進めてくれるので、毎月の経理業務がかなり楽になりました。経理に不慣れなメンバーでも直感的に操作できています。(小規模企業・管理担当)

インボイス対応がスムーズで助かる

最近始まったインボイス制度への対応も分かりやすく、登録作業が迷わずできました。制度対応に不安がありましたが、導入して正解だったと感じています。(フリーランス・デザイナー)

他サービスとの連携がスムーズ

請求書や経費精算など、他のマネーフォワードのサービスとの連携もスムーズで、データの入力ミスや二重登録がなくなりました。クラウド管理なので、どこからでも確認できるのも大きな利点です。(中小企業・経理責任者)

悪い評判口コミ:SNSの口コミ

マネーフォワード会計には不満、デメリットはないのでしょうか?悪い口コミもチェックしておきましょう。

新規開業プランに不満

使いやすさに疑問

その他、ネットからの悪い口コミ

価格がネックになる場面も

全体的に使いやすく便利なのは間違いないのですが、月額料金がもう少し安ければさらに導入しやすいと思いました。特に創業初期の事業者には少し負担かもしれません。(個人事業主・ライター)

細かい設定がやや扱いづらい

仕訳の登録などは便利ですが、取引先や勘定科目などのマスタ設定にクセがあり、慣れるまでは少し手間取りました。中上級者向けのカスタマイズ機能も欲しいと感じました。(中堅企業・会計担当)

インターフェースの改善に期待

機能は充実しているものの、画面の構成やメニューの配置がやや分かりづらいと感じる場面がありました。初めて使う人には少しとっつきにくいかもしれません。(スタートアップ・代表)

マネーフォワードクラウドは、弥生やfreeeのクラウド会計ソフトと比較すると、少しだけ上級者向けの印象です。

サポート体制に不満

「有料プランなのにサポートのレベルが低すぎる。知識のない方がかなり多いので、そのような方にあたると結局解決できないばかりか、嘘を教えられることも多々あるので大変困る。」(ネットの口コミ)

口コミまとめ

マネーフォワードクラウドを導入することで、以下のような効果が得られます。

  • 経理作業時間の削減:手作業の入力が減り、他の業務に時間を割ける。
  • ミスの減少:自動仕訳とAI学習でヒューマンエラーを防止。
  • コストの削減:経理業務の効率化により、人件費や外注費を削減。
  • 経営判断の迅速化:リアルタイムデータで的確な意思決定が可能。

注意点とコスト管理

注意点とコスト管理

インターネット環境について

クラウドサービスなので、安定したインターネット回線が必要です。接続が不安定だとデータの同期に時間がかかったり、最悪の場合作業内容が保存されないこともあります。

毎月のコスト管理

月額料金が発生するため長期的なコストも考えるようにしましょう。自社の規模や必要な機能に合わせて最適なプランを選ぶようにしてください。

他社製品との比較(マネーフォワード クラウド会計、freee会計、弥生会計 オンラインを比較)

主要なクラウド会計ソフトであるマネーフォワード クラウド会計freee会計弥生会計 オンラインの比較を以下にまとめました。各ソフトの特徴、料金プラン、サポート体制などを表形式で整理し、選択の参考としていただければ幸いです。​

比較表:主要クラウド会計ソフトの概要

項目マネーフォワード クラウド会計freee会計弥生会計 オンライン
運営会社株式会社マネーフォワードfreee株式会社弥生株式会社
対象法人向け法人向け法人向け
特徴高機能で他サービスとの連携が豊富直感的な操作性と自動化機能が充実長年の実績と充実したサポート体制
料金プラン(月額/年額)スモールビジネス:3,980円/月<br>ビジネス:5,980円/月スターター:1,958円/月<br>スタンダード:3,278円/月セルフプラン:2,166円/月<br>ベーシックプラン:2,933円/月
無料期間1カ月間30日間初年度1年間無料(セルフプラン)
サポート体制メール・チャットスターター:メール・チャット<br>スタンダード以上:電話・メール・チャットセルフプラン:メール<br>ベーシックプラン以上:電話・メール・チャット
スマホアプリ対応iOS・AndroidiOS・AndroidiOS・Android
対応ブラウザGoogle Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・SafariGoogle Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・SafariGoogle Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Edge・Safari

​注:上記の料金およびプラン内容は2025年3月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

各ソフトの詳細と特徴

1. マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワード クラウド会計は、高機能なクラウド会計ソフトで、他のマネーフォワード製品との連携により、バックオフィス業務全般の効率化が可能です。​リアルタイムで経営状況を把握できるレポート機能や、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正にも対応しています。​料金プランはスモールビジネスとビジネスの2種類があり、1カ月間の無料試用期間が設けられています。 ​

2. freee会計

freee会計は、直感的な操作性と自動化機能が特徴のクラウド会計ソフトです。​銀行口座やクレジットカードとの連携、自動仕訳、請求書の作成など、多彩な機能を備えています。​料金プランはスターター、スタンダード、プレミアムの3種類があり、30日間の無料試用期間があります。​自営百科+1自営百科+1

3. 弥生会計 オンライン

弥生会計 オンラインは、長年の実績を持つ弥生株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。​初心者でも使いやすい画面設計や、業界最大規模のカスタマーサポートが強みです。​初年度はセルフプランを無料で利用でき、ベーシックプラン以上では電話サポートも受けられます。​

選択のポイント

  • 操作性:​直感的な操作を重視する場合はfreee会計が適しています。​
  • 機能の充実度:​他の業務ソフトとの連携や高機能を求める場合はマネーフォワード クラウド会計が有力です。​
  • サポート体制:​充実したサポートを希望する場合は、弥生会計 オンラインが安心です。​

各ソフトにはそれぞれ強みがありますので、企業の規模や業種、必要とする機能に合わせて最適なソフトを選択することが重要です。

マネーフォワードクラウド会計に関するQ&A よくある質問

マネーフォワードクラウド会計に関するQ&A よくある質問

マネーフォワードクラウド会計は、操作が分かりやすい設計になっているので初心者でも利用しやすいです。使い方ガイドやチュートリアル動画が充実しており、迷わず始められます。また、メールやチャットサポートで、困ったときにサポートを受けることもできます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|マネーフォワードクラウド会計の使い方が学べる学習ポータルサイト

無料プランでは、仕訳帳・総勘定元帳・補助元帳・残高試算表・決算書の閲覧とPDF出力ができますが、仕訳登録の件数に制限がありますし、高度な機能は利用できません。無料プランは基本的な会計業務を試したい方におすすめです。本格的な利用や複雑な業務が発生する場合は、有料プランを検討しましょう。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|有料プラン未契約で利用できる機能を教えてください。

他の会計ソフトからマネーフォワードクラウド会計へのデータ移行は比較的簡単です。CSVファイルを利用して仕訳データをインポートすることが可能で、公式サイトには移行手順が詳しく説明されています。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|「他社ソフトデータの移行」の使い方

税理士がアクセスできる権限を設定するとリアルタイムでデータが共有可能なため、データをメールや共有フォルダ、USBなどで送信する必要がなくなります。また、データを同じアカウントで一元管理するため、データの更新漏れの心配もありません。このため、申告や決算作業が効率化します。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|税理士とのやりとりを効率化!クラウド型会計ソフトでデータ共有

マネーフォワードクラウド会計は、権限設定を行い複数人で同時にアクセスすることができます。複数人で利用するメリットとしては、「業務分担が可能」「リアルタイムでのデータ共有」「作業のスピードアップ」「ミスや抜け漏れのチェックが容易」「統一されたデータ管理」などが挙げられます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|「メンバーの追加・管理」画面の使い方

マネーフォワードクラウド会計の自動仕訳機能は、AIが仕訳を提案する「自動仕訳ルール」で、登録や修正を繰り返すことで精度が向上します。利用者が過去に入力した仕訳パターンや勘定科目を学習するため、使えば使うほど適切な仕訳が提案されるようになります。また、自動仕分のAIは不正や虚偽のパターンも学習するため、不正な処理が発生した際はすぐに検知することができます。
(参考:マネーフォワードクラウド会計|自動仕訳とは?自動仕訳で経理業務の効率化を実現 | 仕組みやメリットを解説

まとめ

マネーフォワードクラウドは、経理の専門知識がなくても簡単に使える会計ソフトです。自動連携やAI学習機能で経理業務を大幅に効率化できるため多くのユーザーから高い評価を得ています。

私自身、このソフトを導入してからは経理作業に追われることがなくなり、本業に集中できるようになりました。もし経理業務に課題を感じているのであれば、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

下記の記事では、会計ソフトの選び方について詳しく解説しています。気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

おすすめの会計ソフトの選び方とは?個人事業主向けソフトについて徹底解説します | Context会計事務所(会計ソフト導入支援コンサルタント)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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著者情報

早川覚
早川覚公認会計士・Context会計事務所代表
公認会計士、Context会計事務所・株式会社ContextJapan代表として、会計ソフト導入支援、コンサルを行っている。その他、法人化、バックオフィス整備等、経営者の裏方業務を専門としている。